最近、アスペの娘がマナー、マナーと煩い。

私自身は細かいルールを覚えられない特性があるので、
マナーには頓着しないというか出来ない。
おかげで私は自由にのびのびしていると思うんだけど、
娘は人の振る舞いに目くじら立てる。
もう一歩進んで、マナーを人に求めない、
寛容の心を身につけさせなくちゃ。

発達障害の娘は学校へ行かせていない。
4歳で診断がついてからは、
基本的な躾も全部やめにして、
声かけも最小限に押さえて、
自由放任を貫いてきた。

つもりだった。

娘は触覚過敏で服が切られず、
家の中では冬でもパンツ一枚の野生児。
マナーなんて教えるつもりもなかったんだけど、
10歳くらいから急激な変化を見せ始め、
人の言葉が綺麗に入るようになった。
そしたら、そしたら、
同居している母と、年配のヘルパーさんが、
マナーは人に対する気づかいの表現だと教えたのが、
突然のようにスパッと入ってしまった。

食事を美しく食べるのは、
同席している人たちに不快感を与えないため。
コートをお玄関で脱いだり、
靴を揃えるのは他人への敬意。
などなど、なかなか結構なんだけど、
今度はお友達の振る舞いが、
自分の基準に合っていないと、
私に対して失礼だと言いだした。
一人でマクドナルドで食事をした時には、
お客さんが全員上着を着たまま食事していたと言って、
マクドナルドの店内は外だと認識されているのだと結論。
極めつけは、私のお世話になっている目上の方に、
食事中は左手もテーブルの上に添えて下さいと言ってしまった。

想定の範囲内だ。
一度入ったルールには、
例外を認めないアスペちゃんだもの。
ここからが母親の出番だな。

マナーはところ変われば変わる。
韓国ではお茶碗を持って食べるのはマナー違反だし、
中国で残さず食べるのもマナー違反だ。
食事中に話すのが嫌われるところもあれば、
楽しいおしゃべりを求められるところもある。
マナーというのは目の前にいる人への気配りであって、
相手がどのようなスタイルであっても、
それを否定しないで気持ち良く同席するのが基本。
形やルールじゃないんだよ・・・。

さてさて、マナーになんて興味ないんだけど、
娘が大事にしたいというのなら、
その気持ちも尊重しつつ、
寛容を身につけさせなければ。。。