京都は大学の多い町で、
外国人留学生や研究者がたくさんいます。
昨今は日本人向けの奨学金や就職先も足りない中で、
外国人留学生への風当たりも強い感じがしますが、
自分が5年間も外国で勉強させてもらった経験からいうと、
外国人留学生は日本や日本人への理解を広めてくれる、
とても貴重な存在だと感じています。

そんな思いで、
韓国人留学生の主催する、
『日韓交流会 in 内房(アンパン)』
に参加してきました。

京都の韓国料理レストランに、
韓国人の学生たちと日本人が、
30人以上も集まって、
本当に楽しいひと時を共有できました。

何人かの学生から同じような言葉を聴きました。

日本に来る前は、日本人はみんな韓国が大嫌いだと思っていたけど、
そんなことは全然なかった。
日本人も「韓国人はみんな日本が嫌いだ」と思っているけど、
そんなことは全然ないと伝えたい。

その中の一人の学生の言葉が嬉しかったです。

もう、何があっても、
日本人だから、韓国人だからという見方はしなくなりました。
すべて、「この人はこうなんだ」と、
人間として見られるようになりました。

よその国で生活して学べる一番素敵なことは、
人間を個人として認識できるようになることだと思います。
そのなかで、日本に留学してくれた子たちには、
信頼できる人間とたくさん知り合って欲しいと思います。

どこの国にでも色んな人がいます。
自分自身についていえば、
日本人だから素晴らしいとも思いませんし、
日本人だから駄目だとも思いません。
私は自分のことが大好きなので、
日本人である自分も好きですし、
自分が他人に信頼される生き方をすることで、
日本人に対する信頼につなげたいと思っています。

どんなに日中関係が悪くなっても、
私が中国を愛していられるのは、
留学生活と駐在生活を通して、
中国と中国人のリアルに触れたから。
国家同士がどういう状況になっても、
最後まで信頼できると確信できる人間性を、
たくさんの人の中に発見したから。

日本に留学している韓国人の若者たちを見て、
この子たちは未来への希望だと感じました。
彼らは今、限られた時間をこの場所で過ごしています。
日本と日本人のよき理解者を育てるチャンスがここにあります。
彼らが魅力的な日本と出会えますように。
最後まで人として信頼できると確信できる、
人間性に触れられますように。