うちの10歳の娘は発達障害で学習障害。
今の学校制度とカリキュラム、
日本の学校の校舎のインフラでは、
うちの子どものニーズには応えてもらえないから、
小学校には1年生の頃から行かせていない。

とはいへ、
娘の小学校にはとてもお世話になっている。
1年生から5年生の今日まで、
放課後の子どもたちが下校した時間帯に、
週1でボランティアさんや先生が遊んでくださっている。
この繋がりのおかげで、
娘は小学校への帰属意識を保つことができ、
情緒の安定に役だっている。

私自身は学校が大嫌いなんだけど、
娘の先生たちとは一貫して信頼関係を築いてきた。
確かに人に恵まれてきたわけだけど、
私もそれなりに努力してきたつもり。

今日も担任、校長、総合支援教育の先生と、
1時間以上もお話してきた。

物凄くラッキーなことに、
うちの小学校の先生方はとーっても理解があって親切。
今日の面談では、最近、かなり成長して安定してきた娘のために、
適応訓練プログラムへの参加申請をしていただくことになった。
このプログラムは行政が提供している不登校児向けのもので、
100%うちのニーズに合っているわけじゃないけど、
娘が気に入るかどうか、
とりあえず試してみることになった。
申請は学校側にたくさん資料を作って連携してもらうから、
こちらとしてはひたすら感謝。

思春期にあたる中学や高校の難しい年代を、
どんなふうに過ごしていくかは本当に未定だけど、
娘の世界を少しずつ広げていけたらいいなと思って。

学校やいくつもの支援機関に、
子育てを手伝ってもらっているわけだけど、
教育思想やそれ以前の根本的な考え方が、
お互いに一致しているとは別に思わない。
ただ、親の考え方を明確に示して、
こういう支援をして欲しいと具体的にお願いすれば、
子どものためにと思ってくれる相手なら、
かなり頑張って動いてくれる。

そのためにしていることは、
専門機関で受けた検査結果の開示や説明、
発達障害や学習障害についての情報提供、
子どもの状態に関する定期的な報告。
先生方は忙しくて情報の連携は無理だという前提で、
会議でそのまま配布できるように、
文章にしたもののコピーを数部準備して、
校長や保健の先生にも渡して下さいとお願いする。
定期的に情報を共有することで相手の関与を担保する。
モンスターペアレントと思われても困るけど、
ネグレクトと思われても困る。
必死で難しい子育てしてるとわかってもらわないと、
無責任なアドバイスだけ押し付けられてはかなわない。

あと、決定的に大切なことなんだけど、
先生に面談を申し入れた時は、
忙しい中、貴重な時間をいただいているのだから、
必ず感謝の言葉を添えること。
仕事だから当たり前だろうという理屈ではお互いにしんどい。
いくら行政が綺麗事を言っても、
所詮、現状の学校は普通の子どもを集団教育する場所であって、
特別支援のための専門機関ではないのだから、
「余分な仕事」をしてもらう必要がこちら側にある。
ここに、感謝の気持ちがないと信頼関係は難しい。

発達障害の子どもをもつ親として、
学校とうまく付き合うための方法は、
就学前の療育の保護者の会で先輩たちに教えてもらった。
発達検査を受けておくこと、
検査結果の説明をわかりやすく文章にしておくこと、
自分の子どもの特性や日常の様子も文章にしておくこと、
専門機関から学校への連携をとりつけること、
校長先生と直接話せるラインを確保すること、
面談には両親そろって行くこと、
両親がそろっていない場合は祖父母や支援員を同伴すること、
相談に行く時期は就学前の夏休みがよいこと、
校長の転勤に備えて保健室の先生や教頭とも繋がっておくこと、
結構、細かいポイントがたくさんある。
そういう情報や支援機関の評判を仕込むために、
なるべくたくさんの親の会に出入りすること・・・。

さてさて、
あまりにも大変で気が遠くなるけど、
まあ、いつまでも続くことじゃないから、
やれる範囲でやってみて。
そして、学校には全く話が通じないと思ったら、
転校するのも、行かせないのもありだと思う。
校長先生によって、全然、対応は違うし。
学校に行かなくても生きていけるし。
とにかく、目の前の子どもにとって、
今、必要なことだけを一つずつしていくしかないよね。

子どもの育ちを一緒に見守ってくれる味方が、
少しでもたくさんいたら幸せだと思う。
その一つが学校だったらありがたいと思う。
だから、この投稿をしているんだけど、
このことは忘れないでね。
学校とは上手くいかなくても当たり前、
学校と上手くいったら本当にラッキー。
あなたや私は一人きりでも自分の子どもを守るし、
子育ての責任なんか誰もとってくれないんだから、
あなたの思うようにしたらいいんだよ。

あなたの幸運をお祈りします。