京都産業大学で、社労士試験を受けてきました。
私は生命保険代理店なので、
社会保障制度についてもがっつり勉強しようと、
社労士試験の受験を決めたのでしたが、
毎日忙しくて生活ハンドルできないし、
鬱の自分と思春期の娘に振り回され、
全然、お勉強はできませんでした。

しかも、私はフェイスブックをしているのですが、
受験申し込みをしてしまってから、
社労士の先生方の投稿をチェックしてみると、
私の大嫌いな事務作業が山盛りででお忙しそう。
嫌だ~。社労士の生活大変そ~。
というわけで、
9000円も受験料払ったのに、
すっかりモチベーション失って、
受験しないつもりで前日まで過ごしたのでした。

そしたら、そしたら、
昨日になって母と叔母が、
受験料払ったのに受けないともったいない。
試験会場まで送迎してあげるから受けなさい。
と、言い出しました。
私は家族にとても甘やかされているのです。
まあ、私も関西のおばさんの端くれなので、
受験料分は楽しまなくちゃと思い始め、
せっかくだから1日遊んでこようという気になり、
今日は一日、試験会場の京都産業大学で過ごしました。

ぜーんぜん勉強してなくて、
知らないことばかり聞かれる試験受けて、
何をどう楽しむかって?
試験問題をゆっくり読んで、
「これが正解だったらいいのにな~」
という答えで解答用紙を埋めていきます。
私の希望と、日本の社会保険制度の現実は、
どのくらい遠いのか、近いのか、
そんな気持ちで問題を読んで解答してきました。

なーんて無駄な時間でしょう。
こういう一日が人生の贅沢というものですね。

そして、そして。
夏休みだというのに、
大学にはたくさんの学生さんたちの姿がありました。
可愛い女の子たち、男の子たち。
クラブやサークルの仲間と思われるグループや
仲よさそうなカップルの子たち。

気がつけば、彼らを眺める私の目線が、
完全に母のそれになっているのでした。
うちの娘もこんな大きな総合大学で、
たくさん友達作って遊び歩いてくれたら、
どんなに素敵かしら・・・。

私は日本と中国とイギリスで、
10年間も大学生活を送りましたが、
学部時代はバブル後期の同志社大学で過ごしました。
大きな総合大学にはとにかくたくさん人がいて、
来る日も来る日も、
お茶して、コンパして、デートして、
いっぱいおしゃべりして過ごしました。
勉強もバイトも大変だったような気がしますが、
思い出すのは遊んでいたことばかりです。

娘は発達障害で学習障害なので、
小学校にさえ行かせていませんが、
大学生活は経験させてあげたいです。
読み書きにハンディがあるので学問は無理でしょうし、
夫がアーティストで娘も絵が好きなので、
「大きくなったら美大に行くんだよ」と、
見通し持たせてはあるのですが
大きな総合大学も楽しいなあと、
母は夢見てしまうのです。

馬鹿でもいい。
無知でもいい。
自分に自信もって人と出会って、
楽しく遊び暮らして欲しい。
おしゃれして、友達と連れだって、
人にまみれて青春を謳歌して欲しい。

私が大学に行きたくないとぐずった時に、
父が私をなだめた言葉があります。
「由美を大学に入れるなんて、
 野獣を野に放つようなものなんだから」
そうなのです。
大学はジャングルなのです。
頑張って野獣を育てなくちゃ。
そして、フィールドに送り込まなくちゃ。
私たちにとっての大学の意味は
コミュニケーション力を磨く場所。
まさに人の心を狩るハンティングワールド。
専門とか研究とか本当にどうでもいいし。

10年後の今頃は、
娘に生意気な口叩かれていたい。
そういう考え方古いんだよ、
今時、通用しないよ、
お母さんには分からないよ、
とか言われていたい。。。

さあ、頑張って子育てしよう。