朝起きて、
朝ご飯食べようとお鍋を開けたら、
「残念だったね。飛ばない豚!!」
これが娘から私へのメッセージ。




昨夜はヘルパーさんが作ってくださった、
お野菜たっぷりのキーマカレー。
娘はとても気に入っておかわりしていました。

私はダイエット中で、
夜にカレーは食べないので、
「残りは明日の朝、お母さんが食べるね」
というと、
「あかん、あかん、残りもゆえの!」
「じゃあ、明日の朝、早く起きた人が食べることにしよう。」
「絶対、絶対、ゆえが先に起きる!!」

いつもとってもお寝坊の娘、
今朝は確かに、物凄く早起き。
目的意識さえあれば、
何時にでも起きられるのです。

で、私が起きてきた時には、
空のお鍋に挑戦的なメッセージ。

本来お母さんの分のカレーを食べてしまっても、
お母さんを「豚」呼ばわりしても、
うちでは叱ったりはしないのです。
本人、わかってて甘えているわけですから。

そんなことより、
自分でカレーを温めて食べられるのが素晴らしい!
たくさん、漢字を書いていることが素晴らしい!
残念!飛ぶ!豚!
素晴らしい字ではありませんか!
どうやって調べたのかわからないけど、
自分が書きたいことを漢字にするべく、
時間かけて集中して、
自分で取り組んだ結果です。
これを我が家では作品として評価します。

5年生になっても、自分の名前さえ、
カタカナやひらがなで正しく書けない娘です。
それでも、パスポート申請のためには、
ほとんど芸術的な書き順で、
自分の名前を漢字で書きました。

私自身も学習障害で、
漢字の反復練習に苦しみましたが、
少ない量を印象的に書くことで、
最終的に書けるようになったので、
娘には一切、書く練習をさせていません。

娘は我慢して練習したことも、
漢字テストを受けたこともないので、
自分が漢字を苦手だとは思っていません。
昨日の夜は漢字クイズを延々と要求して、
私を寝かせてくれませんでした。
「寺」の音読みは?「ジ」
「空」の音読みは?「クウ」
「恋」の音読みは?「レン」
「川」音読みは?「・・・」
お母さんの好きな辛い中国料理は?
お父さんのお名前の最後の字は?
「セン!」
「ドイツの独の訓読みは?」
「・・・」
「孤独の独でひとり」
「知識の知の訓読みは?」
「しる」
「じゃあ、知識の識の訓読みは?」
「・・・」
「しる。しるしるで知識なんえ」
と、こんな感じで何十字もやります。

最後は、大和言葉遊び。
「キャビンアテンダントは客室乗務員」
「ビルディングは建物」
「ジャーは電気炊飯器」
「ペットショップは?」
「愛玩動物店かな・・・」
「スタンドは?」
「売店かな」
「ガススタは石油売店」
「石油販売店かな・・・」
こちらは半分寝ながら聞いていたのですが、
「外来語を排して大和言葉だけでお話しする!」
などと、挑戦的な宣言を聞きながら、
私は眠りに落ちるのでした。

さてさて、私は漢字が苦手で、
今でも苦手意識がいっぱいですが、
娘は大して書けない癖に、
漢字は面白いと思っています。
書けなくたっていいじゃないか。
好きなものが多い方が、
娘の人生が豊かになる。