普段は日本と中国に別れて暮らしている夫が帰宅中。
昨日は移動に12時間以上かかったから、まだ寝ています。

王さんはどういう人かというと、
とにかく邪魔にならない夫です。

文句や嫌味のない人で、
焦ったり、家で大きな声を出すことはありません。
心配や不平・不満を言うことはなく、
基本的に機嫌のいい人です。
常に具体的なやるべきことで頭はいっぱいらしく、
一人で放っておいてあげれば、
いつもなにか忙しくしています。

この夫の取り扱いのポイントは、
自由にさせておいてあげるだけです。
完全に自立しているので、
日常の世話をする必要はありません。

王さんはLDなので、
中国で受けた教育のほとんどが身についていません。
教育による思考形成がもたらす限界から解放されています。
王さんは、中国人というよりはアーティストなのです。

それでも私は気を遣います。
王さんのことはADHDだと考えていますが、
長い話には耐えられません。
話の途中でも立ち上がって消えてしまうので、
結論や要点だけを短く伝える必要があります。
悩み事を長々と聞いてもらうわけにもいきません。

王さんは経済観念が弱いです。
絵を売って稼いだお金を、
お金にならない社会芸術活動にどんどん使ってしまいます。
それでも、お金があれば妻に半分くれます。
たくさんの時も、ちょっぴりの時もありますが、
あれば半分渡すものだと思っているようです。

王さんが自分で出来ないことは、
日本での各種手続きやヤフオクでの購買処理です。
私が手伝ってあげるのはそれだけです。

さてさて、発達障害の私が、
発達障害の夫を選んで、
発達障害の娘が生まれた。
ということに気付いたのは、
娘に診断がついて、
本や講演会で発達障害について勉強してからです。

それでも、日常生活に支障はありません。
相手の特性を理解していれば、
いたって幸せに暮らすことができます。

さてさて、王さんは起きてご飯を食べたようです。
これから一緒に役所に出す書類を作りましょう。