2010.初夏の出来事
旦那が突然死し
原因を調べるも
内臓もとりたてて死因につながる要素なし
梗塞の様子もない。
大学病院での結果
原因不明。
心臓が止まっただけ。
世の中には、
白黒はっきりさせないと
イライラされる方々がおられるけれど
この結果をどう判断されるのかしら。
わたしは、ここで
グレーを知ることになり
どうにもならないこともある。
答えのないものもある。
ただ受け入れるしかないことがある。
と知りました。
まばゆいくらいの初夏の朝から
怒涛の日々が続き
亡くなってから2週間めの朝。
カチャ
いつも旦那が起きる時に
メガネを取っていた音が聞こえて
私は目覚めた。
ヨイショ
いつも旦那が起きる時に
言っていた声が聞こえた。
旦那が寝ていた場所に
白木の祭壇を作っていたので
そこから
旦那が起きてきた

そして、
いつものようにトイレに向かった。
その頃、我が家はマンションで
和室に祭壇を置いたため
私と私を心配した子らが
くっついてリビングに
布団を敷いて寝ていた。
トイレに向かう旦那は、
いつもの旦那で、、、
自分が亡くなった事を知らなかった。
その後ろ姿を見ながら
本人に伝えなければと、、
思い
声をかけた。
おとう。。おとう!
振り返った旦那に、
どうしても
死んだんだよ。。って
言葉が詰まって出なくて
視線だけを
祭壇に向けたら
私の視線を追って
自分の祭壇と写真をみた旦那は
愕然として消えた。
その日、
その話を息子にしたら
息子も朝方に夢を見たと。
病院で心配蘇生中の
旦那が目覚めて
死ぬとこやった!
と起きてきたって。
思わず
死んでるし。
と言うたらしい。
息子よ。
お前も父に伝えたのか。。
旦那は、
寝ながら死んだので
きっと
2週間 寝ていたのかな。。
目覚めたら
死んでいた現実を受け止めるのは
辛かっただろうな。。。
そして旦那と私は
しばらく、同じ現世と空の上との
境目の層のなかであがくのです。