おはようございます
役所や警察と押し問答の時に使われる言葉『法律で決められています』『法に従って行動してます』
そう、この方々は法を順守し、法に則って行動しているだけなんですよねー
法律は国会で決められます
消費税の税率もスピード違反の反則金も国会で立法・決議されています
先の参議院選挙では消費税減税やガソリン減税を訴え、野党が勝利し自民・公明が惨敗しました。
しかしすぐには消費税減税になったり、ガソリンの暫定税率廃止にはなりませんよね
結局、最終的に国会で審議され承認されないと施行できない仕組みだからです
これを三権分立と呼び『立法(国会)』『行政(内閣)』『司法(裁判所)』となっています
で、役所の職員や警察官などはこの立法(国会)で決められた法律により行動しているので、それから外れると今度は自分が罰せられるので頑なに『法律で決められています』『法に従って行動してます』を繰り返すんです
だって反則金が警察官の気分で10,000円だったり50,000円だったりしたらたまったもんじゃないでしょ
公平性も保てないし
なんでこんなことを書いたかと言うと島根県での高齢者による連続人身事故があったから
74歳の男が3月31日に9歳の子供をはね、過失運転致傷容疑で現行犯逮捕された。
そしてその事故から4日後の4月3日に今度は15歳の高校生をはね逃走し、11日に逮捕された
え⁈3月31日に事故を起こし逮捕されたのに4日後になぜ車を運転できたのか?
でここで上の話につながります
通常、事故を起こした場合に下る行政処分は、運転状況などを基準に判断するため数週間かかることもあり、事故を起こした者も、処分が出るまでは運転ができる仕組みになっているからです
そう逮捕されても取り調べが終わり、逃亡や証拠隠滅の恐れがないと判断され、釈放されれば刑期が決まるまでは自由の身なんです
警察も『市民の安全を守れなくて無念です。』と言うことしかできず、「法に従って適切に対応していた。ひき逃げは防げなかった」と述べています
三権分立はよくできたシステムです
ただ現場では法律に則ってを守ることが前提であり、こういう矛盾も生まれてしまう。
法律についてもまだまだ改善の余地があるということでしょうか?
では今日も一日無理せずボチボチ頑張りましょ