おはようございます
さて先日スロクマの血液検査結果を書きましたが、皆さんも血液検査をしていると思います
まあ細かいところは主治医や看護師、技師がチェックしていると思いますが、自分でも確認したいという方のために、2021.7にアメブロに掲載した内容ですが、そんな昔は知らねえって方のために再掲載です
さてさて内容ですが、リンやカリウム、透析効率については聞いたことがあるかもしれませんが、もう少し踏み込んだ内容です
『滋賀県下における慢性腎臓病への取り組み』で検索すると透析効率について出てきます。
その中の「計算ツール」を選んで入力していくだけで色々な数値が出てきます。
出てきた数値の意味は下記を参照してください。
〇spKt/V=透析効率を示す指標として使われ、 最低でも1.2を確保し、目標として1.4以上が望ましい
(1.34)
〇クリアスペース率=各個人の体液量からBUNがどの位除去されたのか
(64.6%)
〇%CGR=数字が小さければ小さいほど死亡率が高い、筋肉の量が多いと数字が多くなり死亡率が低い(基準100)
(137%)
〇nPCR=体重1kgあたり1日に産生される尿素窒素の量で、食事におけるタンパク摂取量を反映します。 0.9~1.1g/kg/dayを基準として低いと死亡リスクが上昇
(0.92g/㎏/day)
〇GNRI=栄養状態の指標として用いられる、一般的に91未満が栄養不足と言われる。
(104)
これはあくまでも参考数値の一つです。(カッコ内は12月のスロクマの計算値です)
nPCRが0.8だからもう死ぬんだ。とか、思わないでください。
spKt/Vが満たない場合には1.2以上になるように透析内容を見直したり、GNRIや%CGRが低いならもっと筋肉付けようとかもっと食べようとかという風に考えるツールとして、透析している方の一助になればと思います
悲しいかな透析患者はどんなに頑張っても身体障害者でありさまざまな制約がかかってきます
2日に1回透析を受け、💊を飲んだり注入したりしています。
昨今の温度変化に身体がついていけず、体調を崩している方も多くいらっしゃいます
一人一人にあった生活が送れますように