おはようございます
中国(杭州)で行われているアジア競技大会
様々な競技が行われていますが、その中で卓球での出来事
卓球は基本ラブゲームにしないようにするのがマナーとされてきた。
力の差がありラブゲームになりそうな場合、リードしている方がわざとミスをするというマナーです
それが今大会において中国の選手がラブゲームで勝ち、ましてベンチにいた選手が笑っている(笑いをこらえている)のだ
確かにルールにはうたってないし、あくまでもマナーだ
ただこういうことがあるといつも1964年の東京オリンピックの柔道での出来事を思い出す(古くてごめんなさい
)
柔道・無差別級の決勝で日本の神永にオランダのアントン・ヘーシンクが勝ったと同時に取った行動だ
勝って金メダルを決めた瞬間、オランダの関係者が狂喜乱舞し畳に駆け上がりヘーシンクに近づこうとした、それをヘーシンクは右手を上げ制したのだ。「礼にはじまり礼に終わる」という柔道の精神を具現化する行為として今でも評価されている。
強者は常に皆の手本であれと言う精神は相撲や柔道、剣道など日本古来からの物に限られているとは思わない。
新しい競技のスケートボードやスノーボードなどはお互いを讃えあい、競技が終わればハイタッチやハグをしているし、テニスのウィンブルドンなどは服装に決まりがあり、伝統が重視されている。
卓球の発祥はイギリスで、このテニスを基本とされている。
そのことを考えると今回の行為はスポーツマンとしていかがなものかと思ってしまう
10月最初から愚痴りました
良い日曜日をお過ごしください