おはようございます
先日血液検査結果を乗せましたが、今さらながら疑問に思ったことがあり、ちょっと調べてみました
腎保存期から血液透析に切り替える基準の一つにクレアチニン値があります。
絶対ではありませんが、大体7.0後半から8.0を超えたら透析導入に切り替える方が多いようです。
でも実際クレアチニンって何
調べれば筋肉で製造される物質で腎臓から尿中に排出される物質。この値が高いと腎臓病の・・・。とあり、腎機能の一つの目安として使われています。
また尿素窒素は
尿素の中に含まれる窒素分。尿素は肝臓でアンモニアから合成され、血液によって腎臓に運ばれ、糸球体で濾過されて尿中に排泄される。とありクレアチニン同様に腎機能の一つの目安として使われています。
どちらも老廃物ってことですね
リンは高いとカルシュウムと結合して血管石灰化が起こり、これが心臓で起こると心不全などを招く可能性がある。
カリウムが高いと不整脈や心停止の可能性がある。とありますが、では尿素窒素やクレアチニンが高いとどうなるのか限界値はあるのだろうか
と考えた
だってクレアチニン値が8.0超えると透析導入になるが、毎月の検査では14.0とか15.0の値になっている。でも特に身体の不調は感じない。尿素窒素も100までいったことは無いけど最高90でも体調に変化はなかった。一体どれくらいまで人間の身体は耐えられるのだろうか
この疑問について調べたら神戸の下門先生が2014年のアメブロに書いていた。
以下その一部を抜粋。
『尿素窒素の値が200、クレアチニンの値が50でも人は死ぬ事はありませんが、こうした物質が上昇するほど、腎機能が低下したままでは、身体の酸性化(アシデミア)も進み、高カリウム血症も進んでいれば死に至るかもしれません。』
『腎機能が低下した時に体内に蓄積される物質を「尿毒素」と定義すれば、これらは尿毒素と言えるでしょうね。
しかしながら、尿素もクレアチニンも単独では毒素と言うには、弱いでしょうね。』
尿素窒素やクレアチニンで死ぬことは無いけれど身体が酸性化するとのこと。またこの二つが増えるってことは腎機能が低下している証拠であり、同時にリンやカリウムも高値になっており、他の尿毒素も増えてる→体調悪化→心不全などで死亡
スロクマも重曹(炭酸水素ナトリウム)を処方されてます💊
血液検査の時、尿毒素と同じ小分子量の尿素窒素とクレアチニンを測定して腎機能の目安とし、透析においては除去率や透析効率の指標としているってことですね
これで疑問がまた一つ解けました
下門先生ありがとうございました。