こんにちは
結局今日は会社お休みして寝坊をかまし、ゆっくりしてました(連絡はちゃんとしましたよ
)
さてさて、昨日一時1ドル120円まで円安が進みました
円安か〜となるのは輸入製品が上がる→飼料が上がる→生産者が儲からない→また廃業する生産者が増える→放棄耕作地が増える→日本の農業が衰退→輸入に頼る こんな構造が目に浮かぶからです
日本に何かあり円が安くなったというより、今後の米国の金利上昇の含みから円からドルに切り替えた投資家が多く出たという感じ
銀行金利を考えていただければわかりやすいかな
現在、日本の銀行の金利は過去最低と言われています0.001%かな
アメリカの金融機関の金利が0.002%だとします。
100万円を円で持ってたら年間10円しか利息が付かないけど、ドルで持ってたら20円の利息が付く
単位が億とか兆の世界ですから、そりゃ少しでもいい方に変更しますわな
で、みんなドルを持ちたがっているわけです
で、円安ドル高のメリット・デメリット
単純ではありますが、
メリットは輸出関連の業績は上がります。
何で支払われるかと言う問題はありますが、アメリカとの取引は普通、ドルで取引されます
ある商品が1個10ドルの場合、以前なら1,100円にしかならなかったものが円安で1,200円になるので日本の輸出関連会社の業績は上がるわけです。
デメリットとしては輸入品が高くなります
ある商品が1個10ドルの場合、以前なら1,100円で買えていたものが円安で1,200円出さないと買えなくなります。これにより輸入業者は余計に資金を準備しなければいけなくなり厳しい経営状況になるのです
戦後から昭和45年くらいまでは1ドル360円だったわけですから、原料を輸入して国内で作って付加価値を付けて輸出する。これにより戦後復興、高度経済成長した訳です
昭和40年代半ばから変動相場制になって、昭和60年代まで200円前半、平成になると120~130円、平成後半になると100円前後になりました
で、話し戻して、円安ドル高になると輸入に頼ってる日本にとっては地獄が待ってるわけです
原油(石油関連)に始まり、食料、飼料、衣料などほとんどの物を輸入に頼ってますからね
全ての物が値上がりするそれに合わせて給料が上がればいいのですがそうはいかないところが難しい
輸入に頼ってるのもそうですが、生産拠点そのものを海外に移転してしまっているので輸出するにも昔のようにはいかず、日本経済が疲弊するばかりです
目先の利益にとらわれず、このような状況に鑑みて、円高の時にこそ円安の状況を考えて国内生産拠点の充実を図るべきなのです
戦争は起こらない
第三次世界大戦は起こらない
もし戦争が起こっても日本は巻き込まれない
アメリカか守ってくれる
なんて呑気なことを信じている方まだ多いでしょう平和ボケを解消するいい機会なのかもしれません
(戦争賛成🪖と言う意味では無く、自給率を上げて世界の有事に対し備え、常に考えておきましょうと言う意味ですからね
)
では今日の透析に行ってきます