九州一周の1月前
日光東照宮の見学に行ってきました
「日光を見ずして 結構というなかれ」
見事なものの代名詞なのですね
高校生の時
英語では
See Naples and die.(ナポリを見て 死ね)
と同じような意味だと参考書に書いてありました
ナポリはもう40年も前に見ました
まぁ 綺麗なところでしたが
日光にずっと行ってみたいと思いつつ
今に至ってしまったので
日帰りバスツアーです
最初からドキドキしました
高速バスに乗るための駐車場が
とんでもない山奥にあり
のぼりとくだりもずっと離れていて
行きも帰りも大変でした
高速道路の事務所の方に聞いて
ようやくたどり着きました
ちなみに
帰りは真っ暗で
やはりサービスエリアのお姉さんに聞いて
真っ暗な中
10分歩いてようやくたどり着いたのでした
間に合って良かった・・・
最初の休憩場所で
つれあい氏がおやつを買いました
11:50分頃昼食会場に着きました
小学校の修学旅行生が沢山で
バスがぎっしりです
壁際ぎりぎり・・・
お昼はこの献立の様でした
朱塗りの大きなお椀に入っています
せいろが沢山並んでいます
大きなお椀の蓋を取ると・・・
「人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くがごとし
いそぐべからず・・・」と家康公のお言葉が書かれています
胡麻豆腐柚子みそ添え
ゆばの煮びたし
湯葉スープ
栗おこわ
全て美味しくいただきました
団体さんのための準備が沢山されています
小学生たちのお昼は「カレー」と書かれていました
湯葉定食ではないのですね
下の売店は大混雑
お食事の会場はカステラ屋さんです
ミニチュアが好きなので見入ってしまいます
そしていよいよ東照宮の見物です
巫女さんが案内をしてくださいました
ガラスが手作りガラスで歪んで見えるところが趣があるとのことですが
案内していただきます
55もの建物があるそうです
干支の彫刻がぐるりとなされています
家康公の虎
二代将軍 秀忠の卯
三代将軍 家光の辰
が3つ並んで彫刻されているものが沢山見られます
この五重塔の心柱は
「懸垂式」と呼ばれるもので
その最下部は礎石の中で10cmほど浮いているのだそうです
写真不可でしたので説明のみ撮りましたが
一説によると
東京スカイツリーの耐震システムに応用されているとのことです
そこでこんなファイルをいただきました
上神庫の象
三猿のいる神厩舎
猿で人の一生を表しているそうですね
あかちゃん時代
幼少期 みざる・いわざる・きかざる
青年期 独り立ち
大人 志を持って努力
挫折となぐさめ 友達になぐさめられていますね
落ち込んでなぐさめられているお猿さんの可愛い顔
更に側面は
踏み込んで撮影できなかったのですが
恋愛に悩み
結婚して二匹で人生の荒波を乗り越え
赤ちゃんを身ごもって
最初に続く
となっているそうです
陽明門(日暮門)
すごい数の彫刻ですね
龍と
龍によく似た でも龍ではない鼻が豚鼻の「いき」がいるそうです
「いき」はこの東照宮にしかいないそうですが
すごい彫刻ですね
鉄製の灯篭がありました
柱の穴を隠す亀石
眠り猫
写真が上手く撮れませんでした
猫の反対側には
猫が眠っているので雀が遊んでいます
この後
一般入室が禁じられている
歴代将軍が東照宮参詣の折に利用した拝殿である
「将軍着座の間」
で特別祈祷をしていただきました
将軍様と
副将軍様のお部屋は
豪華さが段違いでした
そして
直会(なおらい)です
神前に供えたお神酒やお魚を参加者でいただくことの様です
奥から
かんぴょうの砂糖漬け
志そ巻き唐辛子
お魚
お神酒
グラスと杯、お札もいただいてきました
特別祈祷の間の横に
白檀の良い香りのするお守りがありましたので
娘達に授けていただきました
御祈祷済の
特別なお菓子も分けていただきました
バスに乗って帰宅しました
帰りの高速道路からの降り口では
大変な目に遭いましたが
良いものを見せていただきました