NO51 翡翠・Jade・ジェイダイトJadeite・硬玉 硬度7
及び  ネフライトNephrite・軟玉 硬度6,5
全く異なった2つの種類の石を翡翠と呼んでいるようです。
別々の項目にしようかとも思いましたが、私にとっては鉱物的なことにかかわらず「ひすい」という認識なので一緒にしました。
改めて読んでみますと、様々なエンハンスメント(天然の状態でも起こりうる現象を人為的に似せて行う改良や)処理(トリートメント)をすることもあるらしく、台湾で記念に購入した石も、ネフライトだと思っていましたが、瑪瑙の一種、クリソプレーズかもしれません。
同様にお土産に蛇紋石の表札も作ってもらいましたので、蛇紋石とネフライトは同時に産出されることもあるようですから、どうなのでしょう?
薄いライラック色のラベンダー翡翠も魅力的だと思います。
以下はwikipediaより
英語では、硬玉、軟玉、碧玉等の総称としてジェイド (Jade) を使っており、とくに硬玉と軟玉をわける必要があるとき、硬玉(ヒスイ輝石)をジェイダイト (Jadeite)、軟玉(透閃石-緑閃石系角閃石)をネフライト (Nephrite) といっている。

Jadeの語源として、スペイン語の「piedra de ijada」(腹痛の石の意)が、フランス語に移入して「pierre de l'e jade」と変化し、これが英語に入り「Jade」となったとされる。なお「腹痛の石」の名称は、スペイン人がメキシコのアステカ王国を滅ぼした後、メキシコからこの石を持ち帰ったことに由来する。

概要
不老不死および生命の再生をもたらす力を持つと信じられており、古代においては遺体全体を玉で覆うことが行われた。秦の始皇帝の遺体も玉で覆われていたとされる。中南米の王族の墓でも同様の処置が確認される。
中国では、他の宝石よりも価値が高いとされ、古くから、腕輪などの装飾品や器、精細な彫刻をほどこした置物など加工され、利用されてきた。ニュージーランドやメソアメリカではまじないの道具としても使われていた(メソアメリカでは腹痛を和らげる石として使われていた)。また非常に壊れにくいことから先史時代には石器武器の材料でもあった。ヨーロッパでは翡翠で作られた石斧が出土する。日本では古代に糸魚川で産出する硬玉の翡翠が勾玉の材料とされてきたが、奈良時代以降その存在は顧みられなくなっていた。日本での翡翠の産出が再発見されたのは1938年(昭和13年)のことである。2008年(平成20年)北京オリンピックのメダルにも使われている。現在では翡翠は乳鉢の材料としても馴染み深い。

日本では5月の誕生石にエメラルドとともに数えられている。宝石言葉は「長寿、健康、徳」。
硬玉と軟玉
硬玉と軟玉はどちらも翡翠というが、宝石とみなされるのは現在は硬玉だけである。軟玉は中国以外では宝石とされず半貴石に分類される。中国で安く売られている翡翠はほとんどが軟玉である。ただし白く透明感のある最上質のものは羊脂玉と呼ばれ、中国では硬玉よりも価値が高いとされる。
産出地
翡翠の産出地は世界的にも限られており、安定した量の硬玉の産出地はミャンマーのみである。なお、中国のホータンで産出される翡翠(和田玉)は軟玉であり、よく誤解されているが中国に硬玉の産地は存在しない。
硬玉の主な産地
日本 : 新潟県糸魚川市姫川流域、北陸の海岸や富山県の宮崎・境海岸(ヒスイ海岸)、兵庫県養父市(旧大屋町)、鳥取県、静岡県引佐地区、群馬県下仁田町、岡山県新見市の大佐山、熊本県八代市泉町など
ミャンマー 、 グアテマラ 、 米国 : カリフォルニア州、 ロシア、
カザフスタン
軟玉の主な産地
中国の新疆ウイグル自治区のホータン(和田)地区 : 古代において西域諸国と中国との間の重要な交易商品となった。ここで採れたものは特に和田玉と呼ばれている。 ニュージーランド、 米国 : ワイオミング州ウィンドリバー山脈
堅牢性
硬玉はモース硬度が6.5 - 7、軟玉は6 - 6.5、と価値の高い宝石の中では硬度が低い。しかし翡翠は、硬玉も軟玉も、内部で針状~繊維状の小さな結晶が複雑に絡み合った鉱物(イノ珪酸塩鉱物)であり、すべての鉱物の中で最も割れにくい性質(靭性)を持っている。
ダイヤモンドは最高の硬度をもっているが、ある特定の角度から衝撃を与えると簡単に割れる。一方、翡翠は細かな結晶の集まりであるため、衝撃に弱い方向というものが存在しない。そのため翡翠の加工は難しい部類に属する。

翡翠の色
日本では翡翠は深緑の宝石という印象を持つ人が多いが、その他にも、半透明、白、桃、薄紫(ラベンダー)、青、黒、黄、橙、赤橙といった様々な色があり、大きく分けて、15色程度と言われる。
化学的に純粋なヒスイ輝石の結晶は無色だが、翡翠は細かな結晶の集まりのため白色となる。また翡翠が様々な色を持つのは石に含まれる不純物や他の輝石の色のためである。
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台湾翡翠のリング2つです。ひとつは母に贈ったものでした。
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私のリング
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ピアスも一緒に
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ジェダイトのリング。モダンなデザインですよね。母に贈りました。
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翡翠のかえるさん。リングとペンダントトップがあります。
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翡翠とルビーのお花リングです。
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黄色い翡翠も使われていますペンダントトップです。これも母に贈っていました。
母に長生きして欲しかったのでしょうね。宝石言葉は「長寿・健康・徳」とあります。
無意識だったでしょうが、もう少し長生きして欲しかったです。
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こちらも色々な色の翡翠が使われているペンダントトップです。蝶々が中国風ですね。
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ふくろうさんのブローチ兼ペンダントトップです。母に贈ったもの。
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ジェダイトとネフライトのリングです。大分違う感じですね。
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ラベンダー翡翠のリングとピアスです。大きいです。
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こちらの大きなブローチも黄色や緑の翡翠が使われています。
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このラベンダー翡翠のリングはタイかどこかの神様らしいです。
何とも愛嬌のあるお顔、前歯?可愛いです。
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白い翡翠のリングが2点有りました。ドッツに埋め込んだ石に合わせて、マルチカラーのものは白い翡翠、水色のドッツには透明感のある翡翠が使われていて綺麗です。
ひんやりしているので夏にも良いリングです。
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