チャイルドケアは、自然療法と家庭教育を伝えるために
様々な方法やツールを利用しています。
でもその方法やツールだけを求められてしまうと
本来伝えたい
自然療法や家庭教育の観念が伝えられないという
本末転倒な状況になります。
伝えるというだけではなく、普及するという「業」は、
そんなに簡単なものではないことを
痛感しています。
分かってくれている人もいるから
分かってくれる人だけでいい・・・
そんなエゴが強くなることも正直あります。
別に間違っているわけではなく
ただ根本的にある思いが違うだけのことだから
目をつむっていた方が
楽だし、
人を否定することよりも
無責任な相づちで肯定も否定もせずに
スルーしていることの方が
人間関係うまくいくのかもしれません。
その方が「優しい先生」「いい先生」って思われる傾向があるし。
ただ、私の性分はそれをさせてくれないんです。
適当ないい人になるよりも
正直さをもった気持ちいい人でありたいのです。
「おかしい?」
と思うことは、つい口に出てしまいます。
こうした方がもっとよくなると思えば
「こうした方がいい」とアドバイスします。
でも最近は、アドバイスと言っても
アドバイスと思われず
それを暴言?と思っているのでしょうか?
「怒っている」「怖い」「厳しい」と思われることもあります。
ちょっと悲しい。
つまり自分にとって都合のいいアドバイスじゃないと
否定的に受け留められることもあります。
テキトーにあいまいに、深く関わらない・・・
自分の都合で関係性が保てる・・・・
それが蔓延している世の中。
大人の世界もそれがフツーになっているようです。
そういう苦手。性分はなおるもんじゃありません。
だから不器用でも、
多少嫌な奴だと思われても、自分に正直にありたいと思ってしまう。
でも、大人に伝えることは難しいですね。
大人は、それなりにキャリアもあるし、
自分の考えも価値観も持っているから。
それに固執してしまう人は難しい。
否定しているわけではないし、
それももちろん尊重してます。
でも最初からそれを掲げられちゃうと、
教えることに戸惑うこともあります。
私の中で何かを学ぶということは、
キャンバスにどんな色で、何を描いて
どんな作品にしていくかということにちょっと似ています。
そういうイメージなんです。
油絵みたいな感じでしょうか?
油絵は、いつも真っ新なキャンバスに描くわけではなくて
いわゆる
絵の具を剥ぎ取り、洗ったり、色を全面に塗りつぶしたりしながら
キャンバスを再利用することもよくあります。
再度描ける状況になるまで
結構大変です。
すごく時間がかかる割には
決して素の真っ新になるわけではありません。
でも白くはないけど、
ぼんやり残った色味が良かったりして
そこからまたイマジネーションが広がったりしました。
今、私が伝えていることは、ちょっと似ているんです。
皆さんが持ってる
固定観念、自分の過去やキャリアという絵の具で
すでに塗られているキャンバスに
新しい学びで得た知識という絵の具を使って
どんな作品に仕上げていくのか・・・
そのために
どんなキャンバスを用意しておくのかということです。
学ぶための心意気と言うか姿勢でしょうか?
今の学習スタイルは、塗りつぶしどころか
重ねて立体にしてしまう傾向。
下準備もせずに
そのまんまで上塗りを始めてしまうと
ゴテゴテになって、
何がしたいのかわからなくなって、
また違う学びで上塗りを重ねるのです。
あまり素敵な感じになるとは言えません。
でも、躊躇せずに真っ新に作り直せると、
素の下地のいい塩梅の色味を残しながら
そこにまた新たにていねいに知識や経験を重ねていけるので
過去とのバランスもとれるようになっているように思います。
少々わかりにくい言い回しですが
私の場合は
伝えるということとそれを学んでもらうというイメージは
こんな感じです。私がそういう感じでやってきているので
それがいつのまにか「オリジナリティ」になっているのでしょう。
言葉足らずでわかりにくいと思いますが、
私は常に右脳的な解釈をしてしまうので・・・・・。
上塗りタイプなのか
大胆なリメイクタイプなのかで
かなり結果は変わるように思います。
削ぎ落とすのは、覚悟と自信がないとできないから
まずそこでスタートラインも変わるのかもしれません。
実際、私のところで
長いこと学んでくださったり
熱心に学びを重ねてくださっている人は、
後者のタイプ。
変化は、互いにわかるので
見えないキャンバスに描かれた作品を
称えあう感じなんです。
これが私にとっては伝えることの喜びになっているし、
学んでくださった方も
きっとこれを楽しみと思ってくださっているのではないかな?
と思っています。
チャイルドケアは、学問ではなく
それぞれの思いやライフスタイルを考えてもらう講座なので
ひとつの答えはでません。
でも、1つの方向性は見いだせるのです。
方向性が見いだせれば
迷うこともなくなるし、
抑えること、控えることもわかる。
そして挑み進む方向も見えると思うのです。
大きく言えば思想的なものだから難しい。
ん・・・・・
やっぱり「チャイルドケア」は難しいですね。
実際、インストラクターの方も
難しいと思われているようですが、
講師である私自身がこんなに難しいと感じているのですから
仕方ないです。
でもね。
どうすれば良くなるんだろうって
いつも新鮮に、いつもより良い向上心をもつことができることが
もはや素敵ではないかとも思いませんか?
自画自賛ですね。
そうやっていかないと頑張れないから。
お互いがんばりましょう♪
八洲学園大学の公開講座
「チャイルドケアeラーニング講座」も
残すところあと2回です。
今日も長文にお付き合いいただきありがとうございました。