予告編
２００６年８月―
私たちは、莫大な労力をつぎ込み、圏外進出を果たした。
そこで待っていたのは―
暑さと自然が残る杜の都だった。

How do you like Railroad?

「おーっ。」「こんなんあったんだ。」「グリーン車乗ろうよ。」「何？」

「ボクに任せてよ！」「遂に来たんだな…」

「松島海岸！？」「おはようございます。」

「…何コレ？」「さあ？」「こんなとこ誰も来ないだろクソ暑いのに」「いいじゃんせっかくだしさ。」「いいのかい？」「何言ってんだよ。」

「こちら湘南新宿ラインのグリーン車です。」「これを越えたら東北だな。」

「さああと一息！」「まだ投げてないでしょ。」「これは思った以上にあれだね。」「動けないんじゃしょうが無い。」「もうこんなことぐらいで泣かないでね。」

２００６年夏物語
遂に移動開始！

めぐみ「皆さんこんばんは。市川めぐみです。」

さくら「森川さくらです。」
めぐみ「さて今日から何回になるかわからないけど、私たちが初めて、私たちだけで泊まりで旅した記録といいますでしょうか、東北旅行をお送りしようと思っております。」
さくら「写真も撮ったのに、携帯写真以外がパソコン故障の際に消えてしまったからかな、ちょっとうそ臭くなってますけど。」
めぐみ「まあ私たちは実在のものとは関係ないものですから、完全な妄想話の一つや二つぐらいありますよ。」
さくら「これはまた言っちゃいましたね。」
めぐみ「では時間のほうを今から４年前、２００６年の８月２０日、午前８時１０分ぐらいに戻してみましょう。私は実は関西線で名古屋入りしたんです。」
さくら「ああ、そうだったね。どうりで最初、名古屋駅で待っててって知らされたわけだったんだ。」
めぐみ「ではご覧頂きましょう。」
※初めて単独で宿泊しての旅をベースに作成しました。

２００６年８月２０日（日）午前８時１３分　関西線・普通名古屋行き
１．蟹江8:09発→名古屋8:23着　普通4314M・名古屋行き　２１１系５０００番台
めぐみ「皆さんおはようございます。今日からいよいよ我々一行が初めて単独で宿泊する２泊３日に旅が始まります。行先は東北地方です。ではなぜ東北なのか、特に理由はありません。ただ行ってみたかったんです。ではまた後ほど会いましょう。」
朝８時半に名古屋駅に集合した４人だが、今回は少し違う。
めぐみ「みんなお待たせー！」
なぎさ「おう、待ったぞ。」
ももか「何ていうのかな、今日はちょっといつもと違うっていうか…」
さくら「いつもと違う？」
なぎさ「ああ。いつもは広小路口なんだけどな、今回は桜通口なんだよ。」
めぐみ「ももちゃん、今回の行先どこだった？」
ももか「…東北でございます！」
今回は泊まりと言うこともあって、ももちゃんに行先をあらかじめ教えておいたのだ。
なぎさ「で、東北って言うとこれまで日帰りだと行って帰って来れないから」
さくら「確かに帰って来れないね。」
ももか「で、何？ただ単にこれまで行けなかったから行こうって？」
めぐみ「そうだよ。」
ももか「また…、まあいいけどさ東北行ったことないし。」
めぐみ「じゃあ、まだ時間あるし暇つぶしになるものでも買おうか！」
そして駅売店で戦利品を買い込み、いよいよ東北旅行は幕を開けた。

めぐみ「いよいよ東北に向けて旅たつ私たち。その手段にちょっとリッチなものを選びました。」
さくら「というと、あれですね。」
めぐみ「そのちょっとリッチな手段とは何か。次回から本格的に東北旅行が始まります。この時間のお相手は市川めぐみと」
さくら「森川さくらでした。」

予告編画像引用：JR東日本、霞城セントラル、MAPPLE 観光ガイド、ホットペッパーフームー、ウィキペディア
製作：レイルロードプロジェクト
次回お楽しみに！

#65 バックアップは慎重に

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