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大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

「治療は患者との相互理解のもとに行っていくものである」という考え(アドヒアランス)に同意し、情報を集め分析しています。
「治療は医師の指示に従う」という考え(コンプライアンス)だけで、がん治療を乗り切れるとは到底思えないからです。


今回の記事の主役(主薬)は二つです。

 

NCB-0846
がん細胞とがん幹細胞の両方を死滅させる効果

 

NCB-0594
がん幹細胞だけを死滅させる効果(既存治療薬と併用し治療効果を高める)

 


カルナバイオ社と国立がん研究センターが共同で研究開発しており、大腸がんの根治につながる治療薬として注目されています。

 

大腸がん幹細胞を抑制する新規化合物を創出 << 国立がん研究センター
 


そして、その気になる開発の進捗状況が分かりました。来年には臨床試験となるようです。

 

カルナバイオ Research Memo(7):脂質キナーゼ関連販売の本格化で創薬支援事業の売上高は初の10億円乗せ | 特集 - 株探ニュース
 


以下抜粋

 

「NCB-0846」については、現在、国立がん研究センター東病院における医師主導の臨床試験に向けた検討が進んでいる段階にある。

 

今後は、医薬品基準に基づく前臨床試験の実施ならびに臨床試験用の化合物製造体制の構築などの準備を進め、早ければ2018年内にも臨床試験が開始される見込みで、ヒトでのPOC(Proof of concept)を取得し付加価値を高めた上で、導出活動を進めていく予定となっている。

 

 


◆ 2017/5/13 追記 現状と今後の取り組み(創薬事業) ◆


2017年05月12日 決算 「2017年12月期第1四半期決算説明資料」|カルナバイオサイエンス株式会社 - IR情報
 

 

以下抜粋

 

国立研究開発法人国立がん研究センターとの共同研究テーマであるTNIK阻害薬NCB-0846は、日本医療研究開発機構(AMED)の創薬ブースターで実施した内容の精査を行い、臨床試験開始に必要となる追加試験等を実施しており、引き続き早期の臨床試験開始を目指す。バックアップ化合物NCB-0594についても前臨床試験段階へのステージアップを目指し引き続き研究を実施する。