3つ子のお母さんの事件がSNSのママたちの中で議論されています。
そこで皆が思うのは「行政は助けられなかったのか」ということ。
鬱で3つ子の育児をしている母をそのままにして何も起きないと思っていたのかということ。
昨今の虐待での痛ましい事件も児相は把握していたけど事件を止めることが出来なかった。
これは「難しい問題」という人が居ますが、私自身が地域の保健師から受けた扱いを書くことによって「税金で働く保健師の仕事の意識の低さ」を伝えたい。

ただ一つ前置きしたいのは「全ての保健師がダメだということではない」ということ。仕事に誇りを持って職務を全うされている方もいます。

私は都内に住んでいます。
とても手のかかるタイプの息子で、初めての育児で、ワンオペで、行き詰まって育児ノイローゼになりました。心療内科にもかかりました。

それを地域の担当保健師に電話で伝えて、辛いことがあったら泣きながら連絡したりしていました。
「辛いことがあったら話すだけでも楽になりますから、いつでも電話してきてくださいね」
と保健師は言った。
そしてある日保健師が訪問に自宅に来てくれた。
やんちゃで活発な息子をみて保健師が「普通だわ。この子普通」と。

知っています。私は異常な子で手を焼いてるなんて言っていない。普通のやんちゃな子の育児が辛いと泣きながら相談していたつもりでした。
その「この子普通だわ」という言葉は当時心が病んでいた私には「普通の子供の育児も出来ない母親」と言われたような気持ちにさせられ、その場で泣き崩れて「私が悪いんです。私がダメな母親なんです。分かりましたから帰ってください」とその保健師にはすぐ帰って頂きました。

そして翌日上司にあたる係長と保健相談所の所長が謝罪に来ました。その際に「今までの保健師と私のやりとりはどう記録されていたのか見せて欲しい」と伝えました。
まず謝罪に来た所長は「あの保健師はハキハキしたタイプだから相性が合わなかった。担当を変える」と。
「地域の母子の健康に寄り添う保健師」と謳っているのにたまたま担当になった人が相性が悪くて母親を追い詰める。そんな当たり外れがあっていいのか?と思った。
母親って色々いるよね。その色々な母親に寄り添えるのがプロってものじゃないの?

係長と所長が帰った後、その担当保健師と私の電話でのやりとりの記録の紙をみて愕然とした。

ある日、私は子供を連れて支援センターに行ったのだけど子供が泣いて私から離れなくてせっかく行ったのにずっと私にしがみついて遊べなかった。他のママさんが「大変だね…」って励ましてくれたけど、そのママたちだって毎日大変なはずなのに、私に優しい言葉をかけてくれて、その優しさが嬉しかったのと申し訳ない気持ちでなんだか悲しくなって家に帰ってから泣いてしまった。

という話を担当保健師にしていたのだが、その会話の記録が「支援センターに行ったら息子が泣いてばかりでママ友と話をすることも出来なかった。私はこの子に本当に苦労している」と書かれていた。

私はそんな事一言も言っていない!
息子のせいで私は嫌な思いをしてるとか息子のせいで私は好きなことが出来ないとかそんな事は思ってもいなければ言ってもいない。
勝手に私にとって大切な息子なのに私が息子を恨んでいるという設定にされていて怒りがこみ上げて震えて、大声で泣いた。

その2日後にこの地域の保健相談所の在り方がどうなのかと思い、再び係長と所長に家にお越しいただいた。
その際私は「お互いの発言に責任を持つためにボイスレコーダーを持ってきてください」とお願いした。
そして「じゃあ、録音しますね」と言った上で話をしはじめた。

結論からいうとこの地域の保健相談所の所長が言ったのは「育児で死にたいと思っている母親に寄り添うより、自分のプライベートの方が大事」ということ。
本当に貴方の立場でそれを言っても平気なのか?と確認したけれど「まあ、そう捉えられても仕方ないと思います」と言った。この所長はあくまでも自分なら、だけど、この保健師がダメだなとか思ったら諦めてそこを使わず他を探すと言った。それも貴方が言って平気なのか?と確認したけど「まあ個人的に、なので」と。

この人たちを帰らせて、玄関に塩を撒いた。

今後こういうことが無いように保健師の意識の改善に努めるとか言わず、だ。

そしておかえり頂いて割とすぐにボイスレコーダーのデータを下さいと連絡したら「操作ミスで録音されていませんでした」と返事が来た。

私の自治体の保健相談所の上の人間は母親の気持ちを楽にするどころか、立ち直れないほどボロボロにした。

これをなんとかしたくて、区議会議員などに相談しても自分の手柄になるかどうかしか考えられない彼らには話をするだけ自分がした苦しい思いをフラッシュバックさせるだけで本当に無意味だったと思う。

この後も話は続いていくのだけど…

育児が辛い、助けて欲しいとSOSを出している母親は日本中に沢山いる。しかし、唯一の頼る場所であろう国の保健相談所がまともに取り合ってくれずに事態を悪化させて、結果悲しいことが起きるということが実際にある。

お国の元で働く彼女たち、彼らは自分たちが大変な失態をしても、会社では無いので保健相談所も児相も倒産はしない。
ハッキリ言って自分たちが仕事で扱ってるものが子や母親の「命」であるということをわかっていない人が多すぎるのです。

だから、育児で追い詰められている母親を容易に追い詰める。「辛いことがあったら電話ください」しか言えない。もう電話をしている時点で完全に助けを求めているのに…

どんな事情であれ、親が子供を殺めてはいけない。

しかし、限界まで追い詰められた母親を助けてくれる場所は今の日本でどこにあるのか、本当に教えて頂きたい。

某国会議員にそれを問い合わせたが、返事は無かった。

安易な母親批判の前に、今の母親を取り囲む環境や、それをサポートする場所が本当にあって、そこを頼ろうとしなかったのか、そこまで考えて欲しい。

メディアも取り上げてくれない。悲しい事件が起こる背景としてその母親を助ける受け皿が無いという事実。