「きれいな写真」から「作品」へ | 結婚式 カメラマン 久保真人のブログ 結婚式 カメラマン

「きれいな写真」から「作品」へ

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先日の立川の撮影から2カット。

MASATO KUBO -wedding photographer- では、アルバムが不要な方のために、撮影後にデータをお渡しするだけのプランがあります。プランがありますというか、それが一番ベースとなっています。最近はお店に行ってその場で簡単にプリントできますし、デジタルフォトフレームやパソコンの普及で写真の楽しみ方も変わっているため、最近では4組に1組くらいの割合でアルバムを頼まれないカップルがいらっしゃいます。


お渡しするDVDの中には、撮影後に私がパソコンで色や明暗を調整したデータを入れています。なので、なんだか暗いなこの写真、、、みたいな写真はありません。ちゃんと鑑賞するのに一番適していると思われるデータに仕上げています。お店に持っていってプリントしたら、あらまあといわんばかりにきれいな写真が出てくるはずです。笑


そして、アルバムのご注文がある場合は、アルバムに使うカットのみになりますが、僕がさっきの「きれいな写真」を「作品」に仕上げて、一冊の写真集を作ります。上の写真はその一例ですが、DVDに入れているデータとは少し違っています。色調を変えたり、彩度(色の派手さ)を落としたり、写真の四隅を焼きこんだり、他にも色々なことをしています。


ホームページにも書いていますが、僕が個人的にウェディングの撮影を始めようと思ったのは、「一生飾っておける結婚式の写真」を撮りたいからです。日本の結婚式の写真といえば、カメラ目線で二人がびしーーっと起立している写真を想像しませんか?一言でいえば、記念写真です。記録写真と言ったほうが適切でしょうか。

たしかにそれも写真の役割の一つではあります。ただ、たいていそれらは子どもが生まれたりすると、押入れの奥底にしまわれて、その後ずっと日の目を見ることなく存在を忘れられていくんではないでしょうか。それは、その写真がただ単に記録として撮られていたからであって、「飾っておきたい」と思わせる魅力を持っていなかったからだと思うんです。


もしその写真が、一つのアート作品として美しくて、ずっと見ていたいと思わせてくれて、インテリアとしてもとても素敵なものだとしたら。。。きっとその写真は、子どもが生まれようが、写真を飾るスペースが狭くなろうが、きっとずーっと飾られるものだと思うんです。


僕は、そういう写真を目指しています。

自分が結婚式をしたときの、あの心を清められたような感じ。

それをずっと思い起こさせてくれる写真が身近にあれば、毎日の生活も少しだけどこか豊かで、心地よいものになるんじゃないでしょうか。そして、ずっと飾っておけるような自分のお気に入りの写真が一枚でもあれば、なんとなく自信がつくというか、そんな気持ちになるんじゃないかなぁと思っています。


もちろん、DVDの中に入っているデータもきれいなので、それをプリントして飾るというのも全然OKです。アルバムをお申し込みされない方は、なるべく写真をL判より大きいサイズでプリントして、お部屋に飾ってくださいね。アルバムをご注文される方は、僕がもうひと手間をかけて一生自慢できるような作品を作りますので、アルバムはタンスの奥にしまわず、ずっとリビングの手の届くところに置いていてください。友だちが来るたびに自慢してやりましょう。笑 週末はワインを片手に二人でアルバムを開きましょう。笑



また、近々オプションを一つ追加する予定です。

インテリアとして自分の結婚式の写真を飾りたい人のために、アルバムでするような写真の加工を、数カットほどピックアップして行ない、A4やA3などのサイズにプリントしたものを提供するという内容です。

一般的にオリジナルプリントと呼ばれるものですね。

サイズや料金や枚数などはまだこれから考える予定なので、詳細が決まりましたらまたここでお知らせします。



編集の途中の息抜きでブログをアップするつもりが、長くなってしまいました。。。

また仕事に戻りたいと思います。


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ウェディングカメラマン久保真人