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【本ブログのテーマ分類】
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まさごんです。
私は骨転移抑制のために、ゾメタという点滴薬を4週間に一度点滴しています。この薬をやると、虫歯があったりすると顎の骨まで駄目になることがあるらしく、口腔チェックも定期的に入ります。
私は元々虫歯にはなりにくい体質のようで、今のところは口の中の状態はとても良いと言っていただいています。虫歯と聞くと、子どもの頃に母から聞いた話をいつも思い出します。今回はその話を。
母は昭和17年生まれ、戦争をぎりぎり覚えている世代です。父親(私の祖父)は長崎の原爆で亡くなり、6人兄弟でお金のない幼少期を過ごしたようです。周りの友達も、食べる物さえ手に入りにくい環境の子が多かったと言います。
戦後の話。小学校の同級生が虫歯になったそう。それを聞いた母の友達は「虫歯になるほど食べられるなんて、かっこいー😍」と思い、なんとなんと、虫歯に憧れたんだそうです。常識って移り変わるものですねー。
そして自分もなんとか虫歯になりたいと考え、どうしたか? 毎晩たくわんを咥えて寝ていたんだって😅 そしてその結果、めでたく虫歯になったそうですよ。きちんと治療するお金があったのかまでは知りませんけど。。
時代だねー、で済ませるにはあまりに可愛らしく、もの悲しい話。いまでも私の記憶に残っています。