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まさごんです。
先の投稿では多数の応援コメント、いいね、ありがとうございました。元気づけられます。ここまでの簡単な整理と、これからの治療についての検討メモを残します。
2020年7月に内視鏡で大腸がん発見。造影剤CTで遠隔リンパ節転移が複数見つかり、ステージ4。同月原発巣切除。9月頭からFOLFOXIRI+Bv開始。10月末の4コース終了時の造影剤CTで背骨への多発骨転移が見つかる。リンパ節の転移は縮小。
8月末に行った造影剤CTでは骨転移は見えなかったので、二ヶ月で大きくなったことになる。しかも第一の必殺であるFOLFOXIRI +Bvが骨転移には効いていないと。はー、困った。維持療法含めて一年くらいはもってほしいと思ってたのに。
主治医の見解では骨転移への放射線は範囲が広いので難しいし、痛みが出るまでは放射線は使わず取っておいた方が良いと(同じ箇所に二回は使えないので)。確かに、転移がどんどん増えるようだと局所治療は意味薄い。せめて半年は安定した状態を保った上で考えたいところ。
第二の必殺技と期待しているBRAF阻害薬を使った治療は、調べると10月末に承認されたよう。主治医が言うには、承認されてから実際に使えるようになるまで1ヶ月かかる。早くしてよーっとは思うが仕方ない。その間はロンサーフ+Bvをやる。1stラインでFOLFOXIRI を使っているので、現時点での抗がん剤の選択肢はロンサーフだけなのかな。効果についてはやや心許ないが、何もやらないよりはもちろんマシ。うん、期待しよう。
将来の治療候補として進んでいるのはBRAF 阻害薬系が二種類。このうち1つは上記の通り、10月末に承認済み。さらにMSS大腸がんに対する免疫チェックポイント阻害薬系が二種類治験中のはず(オプジーボ派とキイトルーダ派)。BRAF 変異陽性に使えるのはこのくらいか。
承認済みのBRAF 阻害薬系、ロンサーフ、復活のFOLFOXIRI で行けるところまで頑張りつつ、免疫チェックポイント阻害薬系のMSS 大腸がんへの承認を待ちたい。オプジーボ、キイトルーダは副作用怖いが当たればホームランもあると期待する。長く病勢をコントロール、あるいは完全奏効?
骨転移したことで光免疫療法はさらに遠くなった。CAR-TやiPS細胞による免疫ブーストは可能性残るが、実用化の時期は合うか。上手くいけばあと二年? 何とか命を繋ぎたい。