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【本ブログのテーマ分類】
・がん治療情報: 注目のがん治療情報
・がん治療記録: まさごん治療記録
・がんのある生活: がんとの日々
・仕事: がんと仕事
・家計: がんと家計
・雑談: がんとは無関係な話
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おはようございます。今日は朝から鬼滅の映画を見に行ってきます。どうしても見たいんだって、子供たちが。あと妻も。隅の四人並び席を取りました。
闘病ブログでは恒例ですが、今回は我が家の保険事情について整理します。現時点で健康な人にも読んでもらえるといいかなと思います。
私は10年以上前、30代前半の頃からアフラックの医療保険とがん保険に入っていました。私自身は保険には全く無頓着だったのですが、過去に体調を崩して長期入院した経験のある妻の強い勧めでした。いつもながら妻には頭が上がりません。
数年前には保険代理店の勧めで、通院保障を厚くするように内容の見直しもしていました。今は通院での治療が主流なんですよと言われたのをボンヤリ覚えています。
保険には入っていたものの、自分が重い病気、しかもがんになるとは露ほども思っていなかった頃です。「へー」くらいの感想でした。今にして思えば代理店にはいい仕事をしてもらいました。
今の私のがん治療は基本通院のみ。代理店が言っていた通りです。抗がん剤を山ほど使っているのでかなりの金額になります。収入が分かっちゃうので負担額は秘密ですが、私の感覚ではどえらい金額です。
病気になる前の収入で限度額が決まっています。ここ一、二年は死ぬほど働いていました。まぁ、がんになるくらいですから。今現在、病気で収入が減る中でこの負担は正直大変です。手術や入院の保障も有り難いですが、日常の通院でかかる費用が保険である程度戻って来るのは助かります。
既に保険に入っているのであれば、医療現場の変化に合わせて保険内容の定期的な点検、見直しは行った方がいいです。この記事の中で、これだけは断言できます。
マンションを長期ローンで買っています。ローンはたっぷり残っています。こちらは団体信用生命保険、団信があるので私が死んだらローンはチャラです。しかし三大疾病特約を付けていませんでした。これは結果論では大失敗。付けていれば、がんと診断された時点でローン支払い免除でした。
保険に入っているとはいえ、がん治療にはかなりお金がかかるのは先ほど書いた通り。ローン支払いと重なるのは正直負担大です。しかも、長生きすればするほどローンと医療費の重複支払い期間が長くなり、負担は増します。
団信以外には、葬式代墓代くらいの生命保険と、学資保険の支払いがチャラになるくらい。
妻も正社員として仕事を持っていますので、これまでの貯蓄に加えて団信と遺族年金、私の退職金で「後のこと」は何とかなるかなと考えています。他の会社のことは分かりませんが、私の会社では体調の問題や本人死亡であれば自己都合退職扱いにはなりません。現時点で20年間勤務していますので、ある程度の退職金は見込めます。
この他に、額は大きくないですが会社での団体加入で長期収入補償保険に入っています。支払いまでの免責期間が半年ありますが、いざ仕事ができなくなった時には傷病手当金終了後の収入のアテとして、ある程度は頼りにしています。補償額は人生のステップ毎に見直しておくべきでした。私は独身時代から条件を変えていませんでした。
保険加入の是非は結果論。私はがんになってしまったので、保険は手厚くしておくべきだったことになります。保険に入らなくても平気だった、保険に入ったけど掛け金の方が保障より高くついた、という人も大勢いるでしょう(でないと保険会社潰れます)。
保険には相互扶助の概念が根底にありますから、損得勘定だけではないのかもしれません。保険加入をどう考えるかは人に依るとしか言えません。我が家のケースとして紹介しておきます。誰かの役に立てば幸いです。
繰り返しになりますが、もう保険に入っているのなら保障内容の定期的な見直しはやっておくべきです。これだけは間違いなし。