まさごんです。
抗がん剤治療(FOLFOXIRI+Bv)をしながら復職しようと考えを固めました。私はサラリーマンですので、会社の理解と合意が必要です。まずは会社との話し合いに必要な書類の準備を進めています。
他の記事で書いたように、休職というカードをすぐには使ってしまいたくない事情もあります。
復職か、休職して傷病手当金受給かは一時期迷いました。私の場合は経済的な理由と、抗がん剤治療開始後の体調を見て復職を選択しました。さらに何より、復職にトライすることが私の一番望む未来の形に繋がっていると考えました。
FOLFOXIRI+Bvは強力なレジメンです。今後の体調推移は分かりませんが、副作用が悪化したらそのとき考えることにします。
復職に向けては主治医、会社産業医、人事部、私の上司に協力いただくことになります。今回は復職へ向けた手順を簡単に整理しておきます。これは私のケースであり、もちろん人により、会社により変わるところもあると思います。
1. 会社から勤務情報(私の業務内容、就業規則など)を入手し、病院窓口に提出する。病院が文書フォーマットを持っている。会社に同じような文書があれば、それを使っても良い。
2. 入手した勤務情報を元に、主治医が就業継続に関する意見書/診断書を作成して会社に発行する。必要に応じ、患者からも話を聞いて進める(ここ大事)。発行には二週間程度かかる。
3. 意見書/診断書を参考に、会社産業医、人事部、私の上司、そして私で復職について相談する。勤務態勢や業務内容を決める。
4. めでたく復職、ヒモ生活の終焉。
病院相談窓口の話では政府は治療しながらの就業を後押し、それを受けて病院としても復職は支持する方向のようです(もちろん体調が許せば、です)。
また、企業側でも従業員の働き方の多様性を認めることで、働き手の確保を進める方針になってきているところが少なくないと思います(少なくともコロナ前までは)。
このような状況から、会社によっては就業条件について多少の融通は利くことがあるかもしれません。
「私ががん患者就業のモデルケースになりますよ!」なんてアピールが、案外有効かも?