こんにちは、まさごんです。予定通り昨日退院し、自宅に戻っています。本日も体調よく過ごせています。
今回はがん治療の話ではありません。まとまりのない文章ですが、文字にすることで自分の考えを整理しています。場末のブログですのでご容赦いただければと思います。
人生は死ぬまでの暇つぶし。このファンキーな言葉は、漫画家みうらじゅんさんのものだそうです。私はがん告知される以前にもこの言葉を目にしたことがありました。そのときは、肩の力を抜いてくれる言葉だなぁくらいの印象だったように記憶しています。
がん告知された今、改めてこの言葉と向き合うと、少し印象が違って感じます。暇つぶしという言葉が、今の自分には贅沢なものに感じるからだと思います。
残りの人生を長いと感じるか、それとも短いと感じるかは、その人の主観で決まります。そして、それが長いと感じるうちは趣味やら何やらで暇潰しをする事に何の焦りもありません。がん発覚以前の私です。これが、残りの人生が思いの外に短いかもしれないと感じるとどうなるか。一転して残された時間を活かすことを考え始める。自分が何を残せるかを真剣に考える。がん発覚後、今の私です。
試しに字面通り「死ぬまでの暇つぶし」でのエンディングを想像してみる(本来この言葉の伝えたいところはもっと深いのだと思いますが、ここでは試しに、です)。例えば五分後に命を終えると知りながら、泰然自若とナンプレしてそれを待つとか? 仮にそんな人がいたらスゴい。もう何かの境地に達しているような気がします。普通はタイムリミットを意識することで、人の行動は自然と変わるということでしょう。
一度の人生です。残された人生がどれだけあるにせよ、有限であることを意識して時間を大切にするのは多分いいことです。そこからの大切な時間の使い方、また機会をみて考えたいと思います。