こんちには、まさごんです。今回は、抗がん剤の種類と治療する病院を決めた経緯を書き残します。
私は大腸がんの切除までを地元の総合病院で行い、化学治療からは少し離れたがん専門病院にお世話になっています。
地元の病院では手術後にはXELOX+Bvをやると主治医から言われていました。XELOXは飲み薬のゼローダを使います。ただ、私は入院から大腸がん切除手術まで時間があったので、(ついでに?)その間にCVポートの埋込手術も済ませていました。ですので、46時間点滴のフルオロウラシルも使える状況だったわけです。
大腸がん切除手術後に、三つの機関でセカンドオピニオンを受けました。実は心の中では転院の可能性も考えていました。回ったのは①今通っているがん専門病院、②もう一つのがん専門病院、そして③セカンドオピニオン専門のクリニックです。③は転院先の候補にはなりませんが、がん専門病院とは異なる視点からの意見を期待して追加しました。ガイドラインに固執しすぎず、様々な治療法を提案して下さる先生です。
結果としては、①と③でFOLFOXIRI+Bvを勧められました。セカンドラインまで使ってしまうが、体力が保つなら一気に叩いた方が成績はよいと。なお、この時点ではまだBRAF変異陽性の検査結果は出ていません。②ではFOLFOXIRI+Bv、XELOX、FOLFOXのいずれも選択肢というような感じ。私は少しでも成績の良いFOLFOXIRI+Bvを希望しました。その後BRAF変異陽性が判明したので、選択としては正しかったと思います。
まず地元の総合病院に相談したところ、通院でのFOLFOXIRI+Bvは不可能ではないが経験は少ないとのことで、やや不安な印象。①でセカオピ対応して下さった先生の慎重な話しぶりに安心感を得ており、また私の親友の助言もあり、結局は①でFOLFOXIRI+Bvを進めることに決めて、セカオピ対応して下さった先生宛に紹介状を書いていただきました。③も素晴らしい病院ですが、通院には遠いという問題がありました。今後の治療の結果がどうであろうと、納得のいく判断ができたと思います。
