「ブルーインパルス」は子供の頃の僕にとってはヒーローそのものでした。
6機の飛行戦隊。
カラースモーク。
普段はテレビの中だけで活躍する特撮ヒーローだけど、
実家から車で1時間くらい海の方に行った矢本基地に行くと、
目の前に現れてくれる。
父親がちょいとした航空マニアだったこともあって、
航空祭に行くと、一着で一万円くらいする子供用パイロットスーツとかを無駄に買い与えられたっていう。
で、隣の幼馴染のよっちゃんに見せにいくぞ♪とか言われて宇宙飛行士みたいな恰好のまま引っ張り連れられて行ってた。
ブルーインパルスを見たのは、
ハタチくらいの時に行った三沢の航空祭以来かな?
医療従事者の方々への感謝を示す飛行。
他人が見て、どう感じて、どう思った。
ということは当然ながら分からないのだけれども。
うちの会社の屋上に集まっていた人みんな、
「すごーい」「かっこいいー」「(ボケ~)……」
各々、飛んでいくブルーインパルスの編隊を見届けていたな。
空を見上げて、口をあんぐり開いて、
みんなでそらを見上げるって、なんか、いいな。
一口にそらと言っても、時間とか天気によって見せる色が異なりますよね。
例えばそらさんはあかいそらが好きみたいだけど、僕はくろいそらの中に星が輝いているのも好きだし、それから、
あおいそらにはたいへんお世話になりました!