在宅勤務日の本日はすっかり日課となった新横浜公園でのお昼休みランニング。
徐々にビルドアップしていったのですが、
2周回目の5km地点、なんやら後ろから足音が聞こえる。
回廊グルグルとかユキさんの公園グルグルイベントで、
軽くランニングの聖地っぽく見られるこの新マイコースですが、
野球場やらテニスコートやらが閉鎖中のこのご時世では、
夜はもちろん昼間でも人が閑散としていてノーマスク余裕な状態なのですよ。
たまに走っている人もいるのですが、
だいたいは最近走り始めた風な人が多く、
後ろから聞こえてくる足音の主も、
どーせニワカランナーさんなのだろうと、
たかをくくったのです。
緊急事態宣言中はガチンコランナーにはほとんど会わなかった。
で、本日。
4:40/kmくらいのペースで後ろから聞こえてきた足音。
いつも僕が近づく姿を見て300m限定でペースを上げてバテるメガネ君か?
それともキロ5くらいのペースで1周(1.7km)だけ走って帰っていくバスケ着の若者か?
どっちにせよ、抜こうとして来るなどとは!
いいでしょう、どーせ3周目からさらにペースアップするつもりだったし、
稽古を着けてやろーではないかフハハハハ!!
と、ペースを上げたのですが、
中々離れていかない後ろの足音。
気づいたら6km目のラップ「3:59」
え?キロ4??
そんなつもりじゃない。。
だいたい俺故障してるし、今日あちーし。
これじゃあご本家お昼休みランナー様ペースに片足突っ込んでるじゃないですかーー!
と、シロメ剥いて走っていたら、
さすがに足音は遠ざかっていたけど、
久々のキロ359に驚いて思わず後ろを振り返ると……。
足音の正体は、ノースリランパン上下の人ではないですか……。
完全に喧嘩を売る相手を間違えたと気づいた僕は、
レストハウス前で「本日のスピ練おわりー!」ってな風を装って、
バテたのに気づかれないよう、コースを離脱したのでした。
そんなランナー勘違いやらかしあるあるをかましたことで、
「ああ、緊急事態宣言、明けたんだね。」
と、実感した。
ランニングコースに走る人たちが戻ってきているんだなあ。
黒のノースリランパン上下の彼は、
「俺はペース走してただけなのに、なにあんた熱くなっちゃってんの?」
という風な涼しい顔をして(想像)、
ペースを落とさずに走り去っていった。
『ああ、なんだか練習を邪魔しちゃってゴメンね。』
僕は、彼の姿が見えなくなったのを確認して、
ダウンジョグを始めた。
まだまだ青いな、僕も。。
と、ダウンジョグをして、
200mくらい進んだコースの切れ目でもなんでもない木陰に。
さっき涼しい顔でまだまだ行けそうな感じで走り去っていった彼が、
ゼーゼーとうずくまっている姿がそこにあった。
なんだ、おめーもエエかっこだったかよ!www
(すいません脳内フィクションです)
(きっと黒のノースリランパンの彼はフツーにスピ練を終えて、休憩していたんだと思います)
でもなんだか、走ってて人とあーだったこーだったっていうバトルを脳内で妄想するのも、ずいぶんと久しぶりだなあ、って思った。