先週、やまいち練70kmを走り終え、
銭湯で体重をはかったら、71kgだった。


「思ったより軽いな」


70kmを走った直後なのに、
70kgを切れない。

176cmの身長からすると、
もはやランナーとはいえないほど重いが、
最近自分が自分で感じる重さはそれ以上だった。

だから迂闊にも71kgという体重に安心してしまった。


仕事にプライベートに、それぞれ、
走ることに集中できない案件ばかりが積み重なり、
平日は走らないことがあたりまえになってきた。

それとともに、ブログも書かなくなってきた。


日々、走ること、
ブログを書くことがあたりまえになっていると、
滞ったときに気まずさのようなものを覚える。


気まずさを覚えると、
開き直りたくなる。


開き直った次にどうするかは、
自分でもよく分からんが、
たぶん、あんまりよくないやつだ。





きのう雪の降るなか、
引っ越しをした。


車に荷物を積んで、
モヤがかかるベイブリッジを渡るときは、
なんて門出だ、なんて思ったりもした。

が、

こじんまりとした何にもない部屋に、
自分の荷物を一つ一つ置いていく作業は、
それはそれで、
良くも悪くもなにかが始まる、
という期待感があり、
悪くない気分になった。




そんなマラソンの気配が微塵もない生活から、
ハーフマラソン大会の会場に向かっている。

天気もいいし、
なかなかの気分。




会場からの帰りも、
なかなかの気分で帰れるか。
気分よく走れるか。


今日の赤羽ハーフは、
自分のなかで、
そういうところを大事にしてこよう。