昨日土曜日のロング走でぜんぶを出し尽くし月間400kmに到達してむかえた日曜日。


 


もう1mmも走る気がしませんよ出がらしですよ。


8月に400km走ったという事実を過去の栄光としてまた生き永らえる、と或るおとこのランオフ日曜日。




疲れたら温泉でしょ温泉!


とことで、どこにいこうかと考え、先週筑波峠走にいったときに、エルトさんから「筑波神社ちかくのつくばの湯の眺めがいい」ということを聞いていたのを思いだし、二週連続で筑波山へ行ってきたわけです。


筑波山ちかいなあw




ナビに言われるがままに車を運転していたら、山の中腹にあるつくばの湯まで、地元の人しか使わないような細い傾斜の急な生活道みたいな道路を通されました。



うわー、これ対向車がきたらいやだなー、とか思いつつ車で坂道を登っていると時は昼時。


なにやら雰囲気のあるお蕎麦やさんがその細い坂道の脇に発見し、ぷらっと入ってみます。




蕎麦屋「ゐ田

 

入ったときはどんな店なのか知らず、しかしその佇まいや客の入りから、なにやら名店らしき気配がします。



店に入り、メニューで推されていた「鴨汁そば」を注文。


で、注文してから蕎麦がくるまでの時間に店のことをネットで調べてみると、とりあえず人気店ってのが分かったのと、「鴨汁そばを注文すると店主の熱血指導がついてくる」とか書いているんですよw



いったいなんなんだよ店主の熱血指導ってw


そういえばさっきから向こう側の見えない席の方で、「かもじるになーれかもじるになーれ♪」とかへんなおまじないのことばが聞こえてきていて、なんか妙なテンションのお客がいるなーとか思っていたんですよ。



古民家隠れ家風のわびさびが効いたいい感じのお蕎麦やさんで、変なテンションで蕎麦食ってんじゃねーよ、とかその客っぽい声の主にちとイライラしていたのですw



そのうち鴨汁そばが僕のところに運ばれてきて、鴨汁そばはざるそばみたいなつけそば系で、汁と蕎麦と具の鴨が分離しているタイプの蕎麦でした。


で、具の鴨はよく旅館とかで出てくる青い固形燃料にチャッカマンで火をつけて焼いて食すようになっていて。

鴨汁そばを運んでくれた店員さんが火をつけてくれたんですけど、店員さんが火をつけて去っていくタイミングでそのオヤジは現れた。




オヤジ=店主なんですけどw



どうやら鴨の焼き方を指導してくださるらしく、でも焼く前に「(そばの)写真をとったのか?」とかいうから、それじゃあとありがたく写真を撮らせていただき。



(蕎麦自体は太い乱切りチックな十割蕎麦でした)


途中で現れたその店主らしきオジサン、
「まずはなんにも付けずに蕎麦だけ口に入れて30回噛んでみなさーい♪」とか変なテンションで言ってくるわけですw


このとき気づきましたw


さっき「鴨汁になーれ鴨汁になーれ♪」とか変なテンションでブツブツ言ってたのはこのオジサンだw


え!ちょっとまって!
ということは僕もこの鴨が焼き上がったらめんつゆに浸けて、「鴨汁になーれ鴨汁になーれ♪」ってこの変なテンションの店主と一緒につぶやかんといけんの!?
ほかに客もいるし恥ずかしいっしょ!(>_<)



ま、まあ仕方ないからつぶやいたんですけどね……。


「鴨汁になーれ鴨汁になーれ♪」

……orz


ちと恥ずかしかったですが、鴨汁そば自体はメチャうまかったんですよねw

店主いわく「普通の蕎麦屋が出す鴨は合鴨だから固くて臭いけど、うちのはフランス料理のステーキに使う鴨だから」という説明に違わず、鴨を浸けて出汁がでためんつゆも超絶ウマウマ。


まごうことなき名店。
筑波山の「ゐ田」でした!



えーと、一回鴨の焼き方を覚えたら次回以降ほっといてもらえるんですかねw




この日は蕎麦屋だけで十分ネタになるんですけど、ネタがネタを呼んだのかなあw



鴨汁そばを食べて腹を満たしたので、つくばの湯に向かおうと車を駐車場から出そうとすると、目の前を青い車が一台通過していきました。



運転席には、ん?なんか見覚えある女の人??


青い車、つくば、、



「まゆみさんじゃん!!」




がまレースが終わってお風呂でも入りにいくのかな??


とりあえずあとを付けて細い坂道を後ろから煽り運転してみたw






助手席にはやまいちくんっぽい人も見えました。

あとで上の写真を真夏の夜の夢LINEに送ったら、サムみやみさんも乗ってたっぽいしw

(昼時だったので、てっきりがまレース終了後だと思っていたのですが、レーススタートは15:30。出走前だったのですね)


サムさんから「がまレース来なよ」と言われましたが、つくばの湯に入ってまあまあいい時間。
夕方ちょこっと予定があったので、がまレースは見届けず泣く泣く松戸に帰還しました。



というへんてこりんな蕎麦屋やら、へんてこりんなカエルランナーに遭遇したへんてこりんな日曜日のハナシ。