タイムはグダグダでしたが初の本格トレイル、ということで今後のためにもレポはしっかり。
キタタンにランナーズアップデートがあるのだと、他の皆さんの速報を見て気がつきました。
しょっぱなのガーミントラブルでレース中は経過タイムが分かっていませんでしたが、やっぱり予定の8時間をオーバーしておりましたw
トレイルのタイムって分かりづらいのですが、このキタタンの場合、目安とする完走タイムはフルの持ちタイムの2倍のようです。
自分の場合は本来であれば6時間??いや、そんなんムリムリムリ。
8時間でも十分すぎるほどシロメ剥いたし、とてもフルでいうサブ4と同等なんて感覚じゃありませんって…。
しかし速報でも触れた通り、原パンさん、エルトリウムさんといったトレイル経験豊富なランナーさんは実際にフルのタイムの2倍か、むしろそれ以下で走っているんですよ。
そして経験者のお二人はまだしも、トレイル経験の少ないサブ3ランナーのぬまっちさんも体調が悪いながらきっちり7時間を切っているという事実。
最初のエイド、立石建設まではぬまっちさんが見えていたんですけどね。どうにも、絶望的に山の中で遅かったらしい。
登りでは周りに付いて行けず何度も道を外れて休憩したり、下りでは調子に乗って前をパスしようとした瞬間根っこに引っかかり前方宙返りをかましたり。
登り下り、どっちもダメダメだったけど、とにかく、登りで抜かれまくった。
100番以上順位を落としたと思います。
かといって登りを頑張ったら頑張ったで脚を攣り下りにも影響しそうだし、どうすりゃいいのか。。
と思ってたところ、本日のエルトリウムさんのレポを見たら、脚筋がぶっ壊れる覚悟で突っ込むとか、激痛だけどこれは走っていれば治る痛みと経験上分かる、とかぶっ飛んでおり、その無我の境地に感銘、まさに武士。サラッとしたレポの中、なんというか、らんな~さんがああなる過程の一端を覗かせていただいているような気がしてとても興味深く読ませていただきました(><)
何はともあれ、最初からとんでもないタイムで走れるほどトレイルの才能は無い、という自分の立ち位置は分かった。
それでも、山の中を走ること自体、ひんやりとした空気とか水とか、やっぱり嫌いじゃない。
逆に沢とかを見ると釣りしたくなるし、見晴らしのいいところに出ると一服したくなるし、そのまま通り過ぎるのがもったいないスポットが目白押しなんですよね。
自分にとって山は、ひたすらにタイムを追及して走り抜けるには誘惑が多すぎた!(>_<)
無にならねば、ひたすら無にならねば…。
~ ~ ~
先週某所で開かれた飛騨お疲れ会にて、下のコースに坂は二ヵ所しかない、という人がおりました。
累積標高2489m
キタタンのコースマップと比較。

累積標高2900m
ほーら塾長!キタタンは坂だらけだよっ!
一般人から見れば坂どころか崖だけど(´・ω・`)
だいぶ長くなった前置きですが、キタタンを前日から振り返ります。
エルトリウムさんの記事を見て、会場の青根休暇村に前泊を決めたのはレース直前。
さきこさんから、モノホンの甲冑を着てレースに出る変わった人がいる、と聞かされていたエルトさん。
松戸と柏で家が近いこともあり、どんな変態なんだろう(°▽°)今回はレース現場でしたが、お会いできるのがとても楽しみでした。
泥んこ試合に備え、途中御徒町でトレランシューズを購入しつつ会場に車で到着したのは前日受付終了ギリギリの17時15分前。
レース受付、山岳保険加入を済ませ、エルトさんからの連絡に従い会場に併設するキャンプ場での車中泊手続き@¥830を完了。
キャンプ場に車を止めうろちょろしていると、発見。

甲冑は着ていませんでしたが雰囲気でご本人と分かりました!
後で一緒に風呂でも浴びましょう、と誘ったところ、もうご飯を食べて寝るご予定とのこと。
は、はやい!さすが武士たる者、レース前に湯処で酒宴などもってのほか!←誘う気マンマンでしたさーせん(^^;
その後、自分は新品シューズを馴染ませるためにプチ試走に出掛けます。

キャンプ場に戻ってからも、車の外に座って静寂と暗闇の中、眠くなるまでチビチビと。
いやしの湯700円、キャンプ場車中泊830円。
なんとも安上がりな大人の夏休み気分でゴキゲンになり就寝。。。
翌朝は朝5時起床。
前日にキャンプ場の売店で買ったポテチ、チョコ菓子で朝ごはん(前日は受付時間ギリギリでコンビニに寄る暇がなかった)。
準備を済ませキャンプ場から会場に向かったのはスタート約1時間前。
キョロキョロしていると、このキタタンにエントリーするきっかけとなったそそのかし張本人、ブログ村の玲衣さんに遭遇!
スタート30分前なのに原パンさんぬまっちさんどこいるんだよー、とか話しているうちにぬまっちさん発見、そしてエルトさんとも会えて、四人で靴あわせ♪
フルとは違うユルイ緊張感の中スタート位置へ。
結局、トレイル番長の原パンさんはスタート15分前に現れましたw
さすが真打は遅れて登場してくるぜ!
そしていよいよ44.8km、2900mをヒーコラ登る旅が始まります。
つづく・・・