日本人が富士山に登るのはなぜか?

 

とりあえずガンプダムがサーチした、信憑性があるんだかどうかわからんサイトのアンケートでは、日本人の約55%もが富士山に対し「一生に一度は登ってみたい」「登る事に興味はある」と回答している。

 

遥か昔から続く富士詣の名残り?

 

それとも単純になんちゃらと煙は高いところが好きなだけ?

 

 

 

「5月の終わりに富士山に行く!富士山バージン/童貞を捨てにいく!」

 

 

その約束事のみを残して、色々語り合ったであろう記憶がすっかり抜け落ちるほど馬鹿飲みした魔境大塚の夜から早いもので2ヵ月が経過。

メンバー3人の内2人は富士山に登った経験がないため、富士登山競争唯一の経験者でありユメ女などの練習会で神ペーサーを務めるゲンさんに引っ張ってもらおうという、完全にゲンさん任せな企画のはずでした。

 

ところがそのゲンさんから前日の土曜日に連絡が入った。

脚に故障の心配があり今回は参加を見合わせたいとの事。

水曜のエドリクでも違和感があったそうなのでお大事にしていただきたい。

 

 

リスケも考えられたのだが、残されたのは生憎、予定外のこういう展開こそが大好物の2名。

飛騨前最後の追い込みなので単騎でも突っこみます!とガンプが言うと、はっつぁんもイクイク~と乗ってきた♪

未経験だろうがノープランだろうがバッチ来い!

 

というわけで本当に来ちゃいました。

 

 

 

富士山バージン(VG)はっつぁんと富士山童貞(DT)ガンプが行く、富士登山競争5合目コースの旅!

 

 

 

 
集合は朝7時30分に新宿西口。

 

今は亡きオンボロデロリアン号(VWゴルフ3)の後継となるニューマシン、(中古だけど)シャア専用インプに乗り込み一路富士吉田へ!


 

 

富士吉田市役所をスタートしたのは朝の9時半。

 

市役所の駐車場には富士登山試走者のものらしき車が多く停まっていたが、どうやら自分達が最後のスタートのような雰囲気。

 

 

 

ルートプランは富士吉田市役所~5合目までの富士登山競争コース往復全踏。

ゲンさんは往復するプランではなく、中腹スタートで下りはバスを利用するショートカットを検討していたらしいが、それを無視してコースを進む二人。

 

 

「富士山5合目なんて足柄に毛が生えたようなもんでしょ!」

「ゲンさんは故障が不安だからショートコースにしてたんだよきっと!」

 

 

富士山のことを何も知らないのに、好き放題言いつつ経験者が立てたプランニングを易々とぶち壊すDTとVG。

 
 
 
 
スタートから3km。
吉田口にあたる北口本宮富士浅間神社でお参り。
深い森の香り、ひんやりとした空気と水。
ついつい、長居をしてしまう。
 
この神社、今日調べてみたらどうやら日本最強の恋愛パワースポットらしいw
Y次長さーせん(´・ω・`)
 
 
 
 
スタートから10km地点の馬返しまでは足柄の小~中ボス程度の坂、木漏れ日が心地よい道が続く。
最後の1~2kmは足柄ラスボス並みだったが距離は短い。
中の茶屋を通過し、すんなりと馬返しに到着。
 
 
「馬返しから先は歩くんでしょ?5合目の往復とか余裕じゃん。」
 
日本一の霊峰富士を前に、初体験のくせして妄想トレーニングだけは一人前のため、超絶ナメた態度のDTとVG。
 
 
そして、馬返しの先の登山道(トレイル)に足を踏み入れると…。
 
 
「ん?歩きとはいえ中々キツイぞ(^^;」
 
 
 
馬返しから13分後、1合目通過
「まだ5分の1?」
 
 
 
1合目から17分後、2合目通過
「半分も来ていないのか…」
 
 
 
2合目から20分後、3合目通過
「足元がゴツゴツした岩場になってきた(シロメ」
 
 
 
3合目から22分後、4合目通過
「昔はここから先は女人禁制ですって。(遊女小屋とかあったのかな?)いよいよロストバージンの領域ですね!」
 
 
4合目5勺「あれ?5合目の茶屋跡があるけどまだなの!?(シロメ」
 
 
そしてようやくロードが見えてきて…
 
馬返しから経過すること約1時間半…
 
 
5合目佐藤小屋到着!
 
 
 
 
 
山小屋で摂るコーラとカップ麺に勝る食べ物が果たしてこの世にいくつあるだろうか。
 
 
リサーチ不足でスバルライン五合目にはレストランやらなんやらが沢山あるのを知らなかったとはいえ、佐藤小屋で食べるカップ麺よりおいしい食べ物があったとは思えない。
ま、負け惜しみじゃねーし!雰囲気の問題なんだし!
 
 
至福の昼食を摂り終えると、佐藤小屋のお母さんが暖かいお茶と菓子を出してくれた。
よく喋る気さくなお母さんで、本日富士山界隈で開催されているイベントガイドやら、この先のスバルライン五合目で売られている名物のメロンパンやら雲海ドックの説明もしてくれた。
それから、クリック合戦に敗れたからろくに覚えていないけど、今年は富士登山競争のコースが変わるかも知れないということも言っていました。まだ協議中とのこと。
 
 
お母さんからはスバルラインで遊んできなよ!と送り出してもらう。
 
 
 
 
スバルラインへの道は雲の中
 
 
 
富士山の銀座、スバルライン五合目へは、佐藤小屋から15分ほどで到着。
 
車で上がってきた人がたくさん!!
 
 
名物のメロンパン、カリッとした皮の中身はわた雲みたいにふわっふわのパン生地でそのクオリティーにビビった!
それでも佐藤小屋のカップ麺の方が旨いんだから!←しつこい
 
 
 
 
佐藤小屋、スバルライン5合目の二ヶ所で超絶長居をしてしまった一行。
時計を見ると14時になろうとしていたのでいそいそと下山!
 
下りはバスと競争、すっ飛ばすつもりだったため、あろうことか富士山登山にズームフライを着用してきてしまったDTとVGの両名。
登りは当然重いわ、下りのトレイルは滑るわ厚底が引っ掛かるわで、結局ロードの下り以外は役に立たない痛恨のミスチョイスでした。
 
 
足元を確かめつつ安全第一で。
しかしながら下りは苦手ではない二人なのでおおよそ走りながら降りていたと思います。
 
途中休憩も挟みつつ、富士浅間神社で水浴びもしつつ、下ってきて。
 
 
 
 
下界に帰ってきたー!!!
 
 
 
そして炭酸!求むタンサン!!
 
 
富士山に乾杯。
 
ついでに山の向こう、東京で相手にされず?新幹線で岡山に帰っているであろうマーボーさんにも乾杯。
 
 
 
 
この時点で午後4時。
思ったより時間が掛かってしまった!やっぱりゲンさんの見積りは正しかったんだなー(^-^;←もう遅い
 
風呂なしで帰るわけにはいかぬとはちさんがGWに家族で訪れたという富士眺望の湯ゆらりで汗を流し、富士吉田を後にしたのは午後6時。
 
 
そして待っていたのはなんと、大月から始まる超・絶・大渋滞!
 
 
絶対に眠くなるシチュエーション。
人には「気を遣わないでよ~」と言うはちさんだけど、自分自身は気を遣って、頑張って起きていてくれた。
ここらへんはまいど足柄帰りの塾長カーで爆睡する自分とは違うw!
 

~ ~ ~





 
結局東京に着いたのは午後10時過ぎ(^^;
 
遅くなってしまったけどカーラジオではちさんが携わった番組が偶然流れたり、そのお陰ではちさんの仕事内容がようやく分かったり。
ブロガーwwwとしての自虐だったり
ポストトゥルースの話だけで大塚で許容量の酒3合オニギリ一つイケるんじゃねーかと妄想してみたり。

うーん、楽しみ!!