今回のチャレフジ100kmの作戦。
「涼しいうちに、行けるところまでキロ5で」
「50kmまでキロ5で行ければ、残り50kmはキロ7で良い」
「脚が終わってもキロ7なら行けるだろう。」
ところがどっこい、そうは問屋が卸さないのがウルトラマラソン。
内臓疲労
走ると吐き気がして、補給も受け付けない。
6000kcalくらい消費するウルトラで補給ゼロはちょっとムリ。
あのまま走り続けるという選択は、苦しんでゴールしてぶっ倒れて昇天するのと、苦しむ前に西湖にダイブして昇天するのとどっちがマシかを問われるようなもの。
56kmの足和田エイドでのDNFはなんの迷いもなし。
はたして内臓疲労原因は?
①カーボ詰め込みすぎ?②キロ5ペース?③暑さ?
多分この辺が候補。
それぞれ思い当たるところを振り返って確かめてみる。
①カーボ詰め込みすぎ:スタート前の食事について
19:00 伝説のすた丼大盛@談合坂SA
22:00 アラビアータ、アンチョビキャベツ@サイゼリヤ
2:00 メロンパン、はちみつ塩バターパン
3:30 ウィダーインゼリー
4:30 100kmの部スタート…
前日夜~レーススタートまで、三時間毎にガッツリ捕食。
正直食いすぎ…。
食い物が消化されずに胃に残っている感覚がスタートからあった。
②キロ5ペース
脚の調子は悪くなくて、内臓疲労さえなければ50kmキロ5は多分維持出来ていた。
結局キロ5の振動に脚よりも内臓が先に悲鳴を上げた感じ。
実際レースから2日経ってみて、55km走ったとは思えないほど脚は元気。
逆に内臓の方はまだまだ不調。
昨日今日も、目の前に食べ物があり、
美味しそうと食べた途端に気持ち悪くなって、
頻繁にトイレに行った。
③暑さ
山中湖まで行って競技場に戻って来る40kmの行程ではまだ早い時間帯だったため暑さはそれほど感じず。
河口湖に出てからは暑かったが既にその頃には撃沈済。
以上より、恐らく①前日からの食べ過ぎ、②キロ5ペースが内臓疲労の主な要因と考えます。
~ ~ ~
内臓がやられるまでは楽しかった今回のチャレフジ。
足柄グループLINEで連絡を取り合い、ラーメンさんの陣地にて無事らんな~さんとハンターさんに足柄Tシャツをデリバリー♪
午前3時の足柄グループでは、やたらと夜更かしをしていたパイセンと、やたらと早起きをしていたみやみさんからエールを貰いスタートへ。
山中湖への道中ではゆうきゃんの応援。
30kmくらいで118kmの部のtakaさんと遭遇。
北麓公園に戻ってきた坂の上にてイルカさん、坂で疲れて気づかなかったけど、後ろからガンプくん!?って大声で呼んでもらう(><)
北麓公園横のエイドでは長次郎さん、
元気なのはここまでで、このエイドで食べたパン?が中々体に入っていかず、内臓の変調を感じ始める。
河口湖へ向かう長い下り40km地点で71kmの部のたまやんさんに捕獲される。
内臓がおかしいことを申告、先に行ってもらったけれど、よもやたまやんさんも自分と同じくキロ5ペースで行って50km手前で撃沈というシンクロ現象を見せるとはこの時は想像もせなんだ笑。
45kmくらいに信号待ちで引っ掛かり、青になってリスタートしてペースをキロ5まで戻した瞬間だった。
「オェェェェ……」と吐き気
ここからはもう走る体勢になるだけで吐き気。
歩くしかない。
50km手前で一度抜いたtakaさんに軽快に抜かれる。
56km足和田エイド坂下ではりこさんの後ろ姿が目に入るも、追跡する余裕なし。。
残り44km?
フルマラソン以上の距離を補給を受け付けない体で走る(歩く)?
全部歩いても完走タイムには間に合うかもしれない。
でも当然気は進まない。
56km足和田エイドに到着。
足和田エイド、いわゆる「かまたろうの森」
「コーヒー、飲んでいきますか?」
一年越しでも色褪せないあの人のセリフがここに来ると否応なしによみがえる。
僕は「コーヒー、飲んでいきます。」
一年越しの返事をした。
そして、ワゴン車に乗り込んだ……
結果的に、足和田でDNFをしたことで、ハンターさんのサブ8の瞬間を目にすることができた。
故障してDNFのラーメンさん、ゆうきゃん、長次郎さんと北陸公園で待ち構える。
100km走ってきてのサブエイトの30秒残しカット、
熱い瞬間、
全て、出しきられていた。
暑かろうが、なんだろうが、
強い人は強い。
飛騨では、
なんとかやりたいな、
サブ10
やるべし
アメブロ最強変態集団の名に懸けて
やるべし