ここ最近、大会で遠征に来たときは前日に釣りをするのがすっかり定番化。

今回の柏崎も宿の目の前に海があるので、もちろんお魚釣りにGO。

 

暗くなるくらいまで釣りをしていたら、遠くに見える原発の光が段々存在感を増して来て、明日はあそこの先まで行って戻って来るのか~と眺めておりました。

 

 

釣果としては小一時間で小アジ1匹、小カマス1匹。

 

カマスがサビキに掛かるのは珍しくて、細長い物体が上がった時は最初???ってなったけど、近くにいた地元のちょいヤン若ママが「カマスですね珍しい~」と寄って来たので正体が判明(写真は撮り忘れた)。

 

 

釣りを終えると、夕食を取りに柏崎駅前へ(注:若ママと一緒ではない)。

 

メインストリートらしきところの魚がうまそうな店のカウンターで刺身盛りと地元の利き酒セットを頼んで小一時間。

新潟と言えばキリっと辛口。越の誉の樽酒が日本海のイカと良く合い気に入りました。

というか結構のんだくれた。。

 

 

 

ここからレースレポ。

柏崎マラソンとか、来年以降も出る人いなさそうなので誰の役に立つのか不明ですが、まあ記憶の記録という事で!

 

翌朝は6:30起床。

天気は快晴、気温もそこまで暑くなく、昨日までと違って風も無いので絶好のマラソン日和。

 

目と鼻の先の競技場にスタート30分前の8:30まで行けばいいのでゆったりと身支度をして、前の日に買ったおにぎり2個を口にして出陣。

 

一応公認大会なのに、フルマラ参加者が1000人くらい?なので、トイレも荷物預けもスムーズに済ませてスタートに並べました。

 

 

◎スタート~10km フラット

スタート後のタイムロスはほぼ無し。

混雑も無く、最初からキロ4'50~5'00で進めた。

レースコンディションは文句無し、というか過去最高(過去3回のフルは全て雨)。

 

柏崎に向かう前日、あしらぼ先生にアドバイスされた「着地は前の地面に引っ掛ける感じ」という走り方。

聞いたときは???って感じでしたが、実際やってみるととてもスムーズに足が回転して腰が自然と前に出て行く。

 

しかしその前段階として、「ゆっくり大きく走る」「もも(股)は上げるんじゃなく前に出す」が出来ていないと、多分ジタバタするだけになっていたと思うので、自分のあしらぼLvが上がった気がした。

 

 

◎10km~20km 原発横の坂

登りに差し掛かる10kmのエイドでアミノバイタルを注入。

10km~13kmまではずーっと登り坂の3km(キロ5'20)。

登り切ると、13km~18kmはずーっと下り坂の5km(キロ4'30)。

 

復路の場合はそれが逆になる。しかも30km~38km地点。今から気が重い。。

 

 

◎20km~30km 海沿いフラット

坂を終えた20kmあたりで本日2度目の補給食、初トライのマグオン。

悪燃費ランナーには10kmごとの燃料補給は欠かせません。

 

心配していた海沿いの風も無く、海に浮かぶサーファーたちを横目に気持ちよーく走れました。

沿道の応援は…まあ人手的には察し、、だけども、晴れのレースだと応援の方も元気なので結構助けられた♪

 

自分ちの前に出てがんばれがんばれと地味だけどあったかい応援をくれるので、ローカル大会の良さを一番満喫できた区間だったなー。

 

ペースは4'50維持。中間点では3.5ペースまでに2分くらい貯金があった。

またやってくる原発横の坂でこの2分の貯金を吐き出して、後は転がり落ちるだけの状況に持ち込める事を完全に信じておりました。

 

 

◎30km~37km 原発横の坂②

30kmからまた原発横の坂に差し掛かる。

完全に気のせいだけど、なんか往きよりも復りのほうが急坂に見える…。

 

坂下からは、完全に足を止めたゾンビ達が何人も坂にへばり付いているのが見えた。

 

高低差60mなのでそれほどでもないはずなのに、30km~35kmまでずーっとダラダラ登り。

気が重い、心が折れそう、、でもタイムロス2~3分以内で登ってしまえばこっちの勝ちだと信じて、絶対にキロ6'00を割らないようにした。

 

そして何とか頂上にたどり着いた瞬間、「よし、勝った!」と、正直思いました。

 

登りで使い切った足を早く回復させたくて、下りの途中にあるエイドでメダリスト・塩熱サプリ(本日3個め)・ついでにバナナを補給。

 

しかしながら、パワーが戻ってきたのを感じ始めたあたりでした。

まず右足膝の後ろあたりにウニョっとした痙攣発生。

 

ペースを落としたくはなかったので、坂を下ったあたりで一旦とまってストレッチ。

その後走り始めて4'50ペースまで自然と上がったので、何とか最後まで持つかな?と思った37km地点、右・左両足の裏表いろんなところに異変発生。

 

太ももを中心にウニョウニョウニョとくすぐったいくらい、足の筋肉全体が痙攣してしまいました。

 

「足が笑う状態」って本当はこういう事を言うんだなー、と変に関心。。

そしてロング走をしなかった報いだなー。むしろ良くここまで持ったもんだ、と自分自身の異変を変に納得。

 

 

◎37km~フィニッシュ

足の状態はちょっとでも曲げるとウニョるので、足をつっかえ棒の様にして二軸歩行をイメージして前進。

 

折角いいレースが出来ていたので、せめて歩かないようしようと思い、キロ8'00くらいでなんとかゴールまでたどりつきました。

 

補給もしっかり出来てて、エネルギー切れの感覚も無く、4'50ペースの維持に特に苦もなかったので、車で言えばガス欠ではなくタイヤパンクの状態。

 

プツーンと、途切れたレースだったけど、次(※)に繋がる気がします。

 

柏崎マラソン、都市大会の華やかさとは超対極のローカル大会だけど、トイレもスタート後の混雑もなく、海沿いの道をノビノビ走る事ができてオススメです♪

そこそこの中規模大会(Ksみがうらとか)出るよりこっちのが好きかも。。

 

 

 

※ 次回フルマラソンは弊社最大手取引先のおひざ元、高知竜馬マラソン。

なんせ下手なレースは出来ないってもんで、マラソン妖怪の先輩が鞭を片手に弊社参加者を調教してくれるとか><