読んだ本3「マリアビートル」 | 【ブログ移転しました】石川正人のブログ

ども☆
石川です!

最近読み終えた本。
「マリアビートル」伊坂幸太郎
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伊坂幸太郎の久々の書き下ろし長編作品。
文庫化待ってました!!
基本電車で読むのでハードは余程じゃなきゃ買いません(笑)
この本に置いては面白すぎて家でも読んじゃったし、ハードで買っても良かったくらいですが。


グラスホッパーという作品の続編となっており、たくさんの殺し屋が登場するこの作品は、600ページもありますが、ストーリーはわずか2時間半の新幹線の中での出来事。

主人公不在、伏線につぐ伏線、その伏線をラストで回収して納得の大どんでん返しと、伊坂幸太郎らしいスピード感溢れる作品。



元殺し屋の木村 二人組の殺し屋檸檬と蜜柑 運の悪い殺し屋七尾 頭の切れる中学生王子 この限られた空間で彼らはどう動くのか。 この駆け引き、駆け合いが面白い。 彼らは自分の仕事を成し遂げるため様々な行動をとる。 自分の考えを貫き、周りに流されない、そして強い!

ユニークな登場人物達の行く末に目が離せない上に、彼らの交わす会話の絶妙感、リズム感が面白すぎて、どんどん引き込まれる。 会話の内容の意味の無さと意味の濃さに、いろんなことを考えさせられる。

グラスホッパーを読んでいなくても楽しめます!!

かなり残酷な描写もあるのでその辺は賛否あるとおもいますがオススメです!




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