『肩の荷をおろすのは
きっと自分が死ぬ瞬間。
生きている限りはきっと走り続ける。
息子の身を案じ続ける。』
ふと
蘇った記憶
長女が8カ月程
妹の甥っ子も2カ月程の夏に
同時に実家に戻った時がある
母はわたしと妹に
寝ている間ジジとババで
孫の面倒は見ているからと
近くでお茶でもしておいでと
お茶代を持たせて
家を追い出してくれた
「これから先は長いんだから」
と笑いながら
子どもたちが
赤子の時
そうやっていっときを
過ごさせてもらえたことを
今日のようにたまに思い出す
お茶を飲んで
妹としゃべっているのに
「なんか
子どものこと忘れられないね〜
親になったってことなんだね〜」
とか話していた
母から子どもに伝える言葉は
体験しないと理解できないことばかりだ
笑
育児は
理屈や教育だけでは
上手くいかないことが多い
自分の知る限りの
あの手この手を使ってみたり
土壇場の底力を出してみたり
家事なんかよりも数倍戦いだ
いのちと命の戦いだ
戦いは正直面倒くさい
でも
面倒くさいことは
愛なんだ
生きるのが面倒くさくても
愛なんだ
嬉しいことも悲しい怒りも
愛なんだ
そう思うことにしている