今年も後3ヶ月、悔いの無いように過ごしたいですね。
期待の若手女優として活躍中の広瀬すずの新作『四月は君の嘘』を観ました。
主人公の宮園かおりの「いじらしい嘘」の真実が明かされたとき、涙が溢れてきました。
◇季節は四月。
ここ湘南にも桜の季節が訪れました。
高校二年生の有馬公生(山﨑賢人)は、春風の中できらきらと輝く様な同級生の宮園かおり(広瀬すず)と出会う。公生は親友の澤部椿(石井杏奈)に頼まれて、同じく親友の渡亮太(中川大志)を好きだというかおりとの待ち合わせの場に連れ出されていた。
その日はかおりのバイオリン・コンクールの日で、公生は奔放だが聞く者を引き付ける魅力的なかおりの演奏に魅了される。
公生の亡くなった母親(壇れい)は自分が死んだ後も彼が音楽で生きていけるようにピアノの厳しい指導をしていたが、そのことがトラウマとなり、天才とまで言われた公生はピアノから遠ざかっていた。
ピアノの鍵盤の様なモノトーンの世界は、かおりと出会ってカラフルな世界へと変わっていった。
「あなたを私の伴奏者に任命します。」
半ば強引なかおりの要求を拒絶していた公生は、かおりの涙を見た瞬間に伴奏を引き受けることを決意する。
コンクール当日、会場にかおりは姿を見せなかった。
貧血で倒れたと称して病院に運び込まれ、そのまま入院することになったかおりは、実は重い病を患っていた。
◇流れ行く季節と江の島、烏帽子岩、片瀬海岸、稲村ケ崎等の湘南の風景に包まれ17歳の今を懸命に生きるかおりの姿は、きっと世代を超えて生きる勇気を与え感動をもたらしてくれると思います。バイオリンを演奏するかおりはとても輝いていてかっこいい。
限られた時間であるからこそ、この一瞬一瞬を後悔しないように生きたい。
もしかしたらこの眺めが、彼とのこの時間が最後になるかも知れない。
互いを支え合い、一緒にまた演奏したというふたりのそれぞれの思いに切なさが胸を満たす。
四月は君の嘘 (2016年 日本)
原作 新川直司
監督 新城毅彦
脚本 龍居由佳里
出演 広瀬すず 山﨑賢人 石井杏奈 中川大志 板谷由夏 壇れい
主題歌 いきものがかり「ラストシーン」
