昨日から春節が始まり、中華街は賑わっているのかな。
来週はもう節分、そして立春。
この週末、横浜は3月並みの気温で春を少しだけ先取りした気分で気持ちいいです。
こんな平和な世が訪れ、町の人々が笑顔で過ごせる日がくることを夢見た男がいました。
織田信長。
ドラマや映画で数多く取り上げられ、その人物像も作品によって様々で、冷酷非情な人物として描かれることもあれば、人望の厚い指導者として描かれることもあります。
映画『本能寺ホテル』では、冒頭、冷酷非情な人物かと思わせますが、物語が進むにつれて懐が深く、優しさを秘めた人物として描かれていきます。その織田信長を堤真一が好演しています。
そして、現代から1582年に起きた本能寺の変の前日にタイムスリップしたのが、この物語の主人公である倉本繭子。こちらは綾瀬はるかが正にはまり役で、ちょいちょい笑わせてくれました。
信長も使っていたかもしれないと言われているオルゴールと京都名産の金平糖がタイムスリップの引き金となるアイテムです。
恋人の親に会うために京都を訪れ、宿泊した本能寺ホテルのエレベーターを通して何度も現代と戦国時代の本能寺を行き来する繭子は、次第に信長の人柄に惹かれていき、明智光秀(高嶋政宏)の謀反のため本能寺で自害する運命となる信長を救おうとします。
でも、それは歴史を変えることになる・・・・。
人は自分の運命を知ったときにどんな行動を取るのか。
戦国の世を終わらせるために生きてきた信長はそのときどんな行動を取るのか。
勤めていた会社が倒産し、これからどう生きていけばいいのか迷っていた矢先、折よく恋人の吉岡(平山浩行)からプロポーズされて京都を訪れた繭子でしたが、吉岡の父(近藤正臣)からのアドバイス、そして時を超えて信長と出会うことにより自分の本当にやりたかったことを見出していきます。
これは彼女の成長物語でもあり、織田信長にとっても繭子と出会うことによって忘れていたものを思い出す切っ掛けになります。
他にも信長の側近の森蘭丸役を濱田岳、繭子が宿泊する本能寺ホテルの支配人を風間杜夫と脇を実力派が固めています。
思っていたより見応えのある作品でした。
夢とロマン、やっぱりタイムスリップ物は大好物です。
本能寺ホテル (2017年 日本)
監督 鈴木雅之
脚本 相沢友子
出演 綾瀬はるか 堤真一 濱田岳 近藤正臣 風間杜夫 平山浩行 田口浩正
高嶋政宏
