もらとりあむタマ子 | MAKOTOのMovie Station ~マコたにのブログ~

MAKOTOのMovie Station ~マコたにのブログ~

鹿児島出身で今は横浜に住んでいます。映画が大好きで、ジャンルを問わず観てます。映画の話題が多いですが、本を読むのも好きなのでその感想記事や散策した時の様子も載せたりしています。
よろしくお願いします。

もらとりあむタマ子 

自立できない娘と娘に自立してほしい父親の日常を、秋・冬、そして春・夏の一年を描いた『もらとりあむタマ子』。
AKB48卒業後の初の単独主演映画。
「もし、高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、「苦役列車」、「クロユリ団地」、「Seventh Code」と観てきて、女優としての前田敦子の成長を感じる。

東京の大学を卒業後も就職せず甲府の実家に戻り、ひとりでスポーツ店を営む父・善次(康すおん)とふたり暮らしのタマ子(前田敦子)は、寝て、起きては食べて、昼間も漫画を読みながらごろごろしている23才。
一方で、温野菜やスムージーは毎日かかさず美容と健康には気を使っている様子。

「就職活動してるのか」と善次に小言を言われると逆ぎれして訳の解からないことを口走る。
それでもお互いを信頼し合っている仲のいい親子で、時折ほのぼのとした雰囲気も流れる。

淡々と描かれる日常の中でも季節の移り変わりと共にタマ子の心境にも少しずつ変化が現れる。
密かにタレントオーディションへの出場をもくろんでいた。
そして善次にアクセサリー教室の先生の曜子さん(富田康子)との再婚話が持ち上がり・・・・。

何かとタマ子に協力する(と言うよりあごで使われている。逆に同情されたり)写真館の中学生の息子・仁(伊東清矢)とのシーンもくすくす笑えます。
父親の再婚話に複雑な心境のタマ子の様子を、前田敦子が自然体でコミカルに演じていて好感が持てました。
康すおんとの息もぴったり。

77分と比較的短い作品なので気軽に鑑賞できます。

次回作は染谷将太との共演作『さよなら歌舞伎町』(廣木隆一監督 2015年1月公開)

『もらとりあむタマ子』 (2013年)
公式サイト
監督 山下敦弘
脚本 向井康介
出演 前田敦子 康すおん 伊東清矢 鈴木慶一 中村久美
富田康子
★★★☆☆



ペタしてね