なんとなく

穏やかな日々の中でなんとなく不安になる。

これでいいのかな、求めていた日々なのかな。

だけど、学生時代に比べたら絶対絶対今の方が良い。
ちょっとずつ、昔の自分を取り戻す感覚。

同じフィールドに比べる人がいない、テストもないからフィールドが上がることも下がることもない。

こんな中で、私は何かを忘れていってしまわないだろうか。
培ってきた感覚を、なくしていってしまわないだろうか。

心配性が性分ならば、それこそ昔から変わらないのだから、安心すべきこと?

この感覚の中で思うのは、学生時代の自分がちゃんと大切であるということ。
辛くて仕方なかった日々で生きてきた自分をちゃんと大事に思えているということ。

無駄な日々なんてないんだろうな。
それはたいてい振り返ったときに思うことだから、今もきっといつか愛しく思える。

バスに乗りながらこんなことを考えた。
このバスも、もう9年目だね。

今日も私を外の世界へ運んでいく。