久しぶりに用事がてら散歩する事にした。
普段外歩く時はイヤホンで音楽を聴きながらなのだが、何年かぶりに懐かしき場所を訪れる為、イヤホンをポケットにしまった。

小さい頃とはまったく変わってしまったその場所たちに驚きを隠せなかったが、どこかに面影を残したその懐かしき場所たちと少年MSTを重ね合わせて遠くから見ていた。

通り過ぎてく思ひ出たち。

妙に切なくなった頃。
最後の思い出の地に到達する事になる。
ある公園のある一本の木。



小学生の頃、学校終わってすぐに向かった公園。
必ず誰かいて、いつの間にかさっきまで学校にいた面々がまた公園で集まってた。
当時流行ってたのはドロケーだ。
泥棒と警察にチームに別れて、逃げるのを捕まえる例のアレだ。

俺は泥棒になると必ずこの木に登って待機。
大きくて枝が何本にも分かれてて、誰かが登ってきても枝から枝へ移って匠に逃げる事ができたんだ。
あの頃の俺は最強の泥棒だった。
そして警察からうまく逃げて、捕まった仲間を解放しに行くのが俺の役目だった。



photo:01


そんな場面を思い出しながら、撮った写メ。
あの頃に比べると枝は少なくなっちゃったけど、本物はやっぱり生き残るんだ。
ちょうど木漏れ日が綺麗だったある夏の1ページである。


そんなこんなしてたら何なんだよ!!!このドシャ降りはっ!!!
夏の夕立かぁー

情緒あっていいじゃない。