マエダカズトモという人 | おととい来やがれ!

マエダカズトモという人

とてつもなくご無沙汰になってしまったが、ブログを更新しようと思う。

去る7月27日、世田谷区は経堂にある屋台のような銭湯のような寄席のような呑み屋カフェ「さばのゆ」にて開催されたトークイベント「前田一知ひとり会」にアシスタントとして参加させていただきました。

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このイベント、司会の前田一知氏(以下、お兄ちゃん)が集めてきたバラエティに富んだおもしろ映像をあーだこーだ言いながらみんなで鑑賞するという、打ち合わせもへったくれも緩急も起承転結も無い、日本でも指折りのユルユルイベント(笑)。

司会の側で参加させてもらうのは今回で2回目。最初はお客さんとしてお邪魔したんですが、何とも居心地が良くて、そんなこんなで「一人会」の時はアシスタントとしてお手伝いさせて頂くに至ったという経緯。

お兄ちゃんとは彼がドラマーとして所属してる(してた)バンド、グルグル映畫館やSHAMEとの対バンライブを重ねていくうちに気が合って仲良くなった。

バンドマンとしての出会いがきっかけではあったが、この男、実は上方落語会伝説の噺家:故・桂枝雀氏のご子息にして、これまた伝説のアナーキー作家:故・中島らも氏主宰の劇団「リリパットアーミー」に所属しながら音楽もやっていて、ベーシストとしてもステージに上がっていたという変わった経歴の持ち主。鉄道と旅客機には目がなくて、喋ってても会話の幅が広くて非常に楽しい。

そんなお兄ちゃんに、俺はスゴく感謝してることがある。

2008年にバーベルが活休した時、有難いことに色んな仲間から「何か一緒にやろうよ」という言葉をもらった。でも俺自身、活動の場が無くなってどんどん音楽から距離をおいていったこともあって、そんな仲間との連絡も希薄なっていった。そんな中で、俺がどんなに音楽やステージから離れた生活をしていても、マメに連絡をくれて「何かやろう」と声をかけ続けてくれたのが、前田のお兄ちゃんである。

お兄ちゃんのおかげで俺はまた、まがいなりにも人前に立って自分を表現する機会を与えてもらえている。ホンマ、感謝です。

そんなお兄ちゃんと、またステージに立てることになった。今度はバンドで。8年前くらいかな、かつてお兄ちゃんと遊びで始めた伝説のコピーバンド、アレをまたやることになった。たしか最後に演ったのが6年半前。せっかくなんでしっかり楽しみたい。

8月26日(日)@高田馬場に、ヤツらが降臨します。

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