それぞれの用品は極端に言えば配線図とプラスマイナスの知識があれば取り付けることは可能ですが…取り付け方法とどの配線から電源を取るかがとても重要なんです。
こちらは配線「割り込みコネクター」といい、ホームセンターやカー用品店など比較的手に入れやすく、工具「プライヤー」でグッとカバーを潰してやるとプラスとマイナスの配線に別の配線を割り込むことのできるしくみです。
本来はクルマの車内配線「オーディオ」や「追加メーター」増設で使用するのが一般的なのですが、良くも悪くも剥き出しなバイクに使用すると水気や振動により、配線のショートや断線、電子制御FI(フューエルインジェクション)モデル電装系統の不具合リスクが増えることになります。
今回は点検&用品取り付けでお預かりしたこちらのバイクは、まさに悪いお手本というべき取り付け方で…(^_^;)ご購入されてからこのような状態というのが分からなかったそうです。
もしも、配線加工の際はオスとメス形状で脱着可能な「ギボシ端子」使用をオススメします。理想的なのはコネクターカプラーを使うのが良いのですが、より専門的な知識が必要なのと内部の金具パーツの互換性があるので難しいかもしれません。
不具合箇所を修理したり、トラブルを未然に防ぐ作業をしたりと、そのための点検ですし、そのためのバイク屋ですので今回はトラブル解消できて本当に良かったです(^^)