聖なる贖い主の祭日 | レデンプトール宣教修道女会本部

レデンプトール宣教修道女会本部

「レデンプトール宣教修道女会」は、1957年、レデンプトール会のミュンヘン管区によって設立されました。
聖アルフォンソの精神に従い、レデンプトール会の宣教活動の全分野でともに働く修道女の共同体です。
日本ではカトリック鹿児島教区で1965年から活動を行っています。

                                    

 

聖なる贖い主の祭日(7月第3日曜日)

 

この祭日は、キリストにおける歴史的な出来事を思い起こすためではなく、聖なる主の贖いの神秘を、人間の歴史を超えるものとしてその深い意味と力を悟るために定められました。贖い主キリストにおいて神の愛は明らかに示され、完成されました。贖い主として「御子は、見えない神の姿であり、すべてのものが造られる前に生まれた方」(コロサイ1・15)であり、また子において「神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられる」(ローマ8:29)と言われている通りです。実に、キリストはこの計画を成し遂げるために「地上から上げられるとき、すべての人を自分のもとへ引き寄せる」(ヨハネ1232)という役割を果たし、人間を新しくするのです。「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者」(Ⅱコリント5・17)であり、その意味でまさに「神はキリストによって世を御自分と和解させ」(Ⅱコリント5・19)られたのです。

2018年7月15日(日曜日)唐湊修道院で祈りの集いと、ささやかな茶話会を開催して、贖いの神秘を分かち合いました。