1月5日 記念日・白
「新大陸の羊飼い」 聖ヨハネ・ノイマン(司教)
「キリストのご受難、われを強めんことを」をモットーとして独立したばかりのアメリカで司牧に専念した聖ヨハネ・ノイマンは、広大な新大陸にカトリック信仰の礎を築いた人物です。当時アメリカではフランス・ドイツ・アイルランドから移住してきたカトリック教徒は異端視され、その多くが貧困のうちにありました。ボヘミアに生まれ、海を渡ってニューヨークで司祭叙階したヨハネ・ノイマンは彼らのために身を粉にして働いていましたが、過労のために倒れ、その療養中にレデンプトール会を知り、入会します。そして会員となった後は前にもまして貧しい人々を助けながら、管区長代理、神学校校長として活躍。一八五二年にフィラデルフィア教区の司教に任命されると、聖アルフォンソと同じようにしいたげられた人々のために司教館を開放し、一方では青少年のために百以上もの学校を設立して、教育者としても名を残しました。いまも人々は彼を“アメリカの学び舎の司教”と呼び親しんでいます。死後約一〇〇 年後の一九六三年に列福、そして一九七七年に列聖されました。





レデンプトール会会員と共働者たちと一緒に、谷山教会でごミサをお捧げした後、新年を楽しくお祝いいたしました。