母は今日もなかなか寝てくれませんでしたね。
睡眠導入剤を1錠飲んでも、眠れないのです。
今夜はベッドに5回連れて行きましたが、
寝かせて3分後にはゾンビのように復活してきます。
その度に「うちに帰る!」って言われるのですが、
もちろんここがうちなのです。
やっと11時半におやすみになられたのでした。

話しは変わりますが、
金沢市の「まちづくり市民研究機構」ってのがありまして、
そこに参加しています。
政策提言をグループで研究するのです。
今回の提言の一部を、折角つくったので皆さんにもご紹介したいとおもいます。

これは提言であり、市の篩い(ふるい)に掛けられ、これらの中の一部に市の予算が付くのです。
予算が付くことを願って止みませんが、付くか付かないかまだ分からないのです。
それまでは単なる意見なので、ご注意を!


今回のグループのテーマは

〈金沢らしい介護保険と「地域密着型サービス」のあり方を考える〉



その一部の「小規模多機能」に関する提言を抜粋します。
長くて分かり難いですが、ご容赦ください。

〈現状と課題〉

イメージ 1
地域密着サービスの現在の設置状況を小規模多機能と認知症対応型グループホームについて、金沢市と全国と北陸3県について比較してみました。縦軸は要介護度3以上の認定者1000人あたりの施設数を示しています。数が多いほど設置状況が進んでいるということになります。

小規模多機能については、金沢市は全国、隣県に比べて少なく、設置状況は遅れています。福井県は現在、12事業所ありとても進んでいるのです。
 認知症対応型グループホームは、金沢市は全国に比べてやや少なく、隣県に比べると多いのです。石川県としては全国に比較して多いのです。

現在、介護保険における地域密着型サービスが十分に展開されているとはいえない状況です。更なる推進に努め、より早く適切で確実な地域密着サービスを築かなければならない思われます。小規模多機能型居宅介護が増えない理由として、制度上の難点もあるようです。25人の定員に加え、サービス料金が定額になった。事業者としては、採算性の点で開設に目途が立たないとも聞いています。アンケートの結果を見ても、現在サービスを行っている事業者の中には経済面の心配を抱えているところが少なくないようです。
「通い」「訪問」「泊まり」を担える小規模多機能型居宅介護は経済的な難題がありなかなか開設数が増えていません。また、他の地域密着サービスに置いては単体事業では小規模多機能型が成し得ない。小規模多機能型サービスの展望は四面楚歌の状況ともいえます。地域の状況を捉えた新たな方策が必要なのです。

・・・・ここから提言です。・・・・・・

1.小規模多機能型居宅介護の推進と支援


より充実した介護サービスの提供を目指すにあたり、小規模多機能居宅介護は非常に重要な位置を占めているが、現在その事業所数は十分とはいえません。人材の不足、開設費の支援など、早くより良い介護が行われるよう事業の推進と支援についての提言です。

①介護サービス人材紹介所の設立、運営

・インターネットなどを利用して、介護職の登録と公開サービスをおこない、常勤、パートに加えて当直、夜勤など事業者の人材募集を支援します。
・介護を経験した方の中には介護経験を社会で生かしたいと思う方も少なくないであろう。介護経験者や休眠資格者の登録を推進し、潜在する人材を発掘するとともに、雇用の促進を行います。

②小規模多機能型居宅介護 施設新築及び改修工事費補助制度

・開設費用を補助します。越前市は準備金助成制度、大野市は空間整備事業など支援あります。

③小規模多機能型居宅介護 開設資金低金利融資制度

・土地、施設の購入費に対して低金利融資する制度です。福井県はコニュニティービジネス支援制度あります。

④当直夜勤人件費補助制度

・事業経費を圧迫する夜間の人件費を一定時間一定金額補助します。

⑤市の関連事業所などに小規模多機能型居宅介護を開設します。

・具体的には、シルバー人材センター、善隣館、公民館などです。
・市に関わりの深い事業所にモデル事業とし小規模多機能型居宅介護を新設し、介護サービスの推進とともにニーズや制度の改善について調査し、今後の施策に生かします。福井にはシルバー人材センターの運営する小規模多機能があり、人材の確保と雇用の推進において、バランスのとれた事業が行われています。

⑥小規模多機能型居宅介護を拠点とした商店街活性化制度

・商店街等の空き店舗を利用した小規模多機能型居宅介護に開設費補助を行い、町の活性化と福祉の充実を目指します。地域における食材や日用品の購入、コミュニティーづくりも期待できます。

2.併設型介護サービスの推進と支援


小規模多機能型居宅介護以外は介護保険の単独事業の場合、「通い」「訪問」「泊まり」の一連のサービスを一つの事業所で担うことはできませんが、複数の介護サービスを組み合わせることで、小規模多機能型のサービスを行う事業所を推進し、支援します。

①認知症対応型グループホームの小規模多機能型居宅介護併設費補助制度

・地域密着型の一部のサービスは小規模多機能型居宅介護を併設することができます。また、同一建物に併設でき、職員の行き来も可能です。したがって、併設型は人材と人件費の面で単独事業に比較して条件が良いのです。金沢市は比較的グループホームの設置数が多いことが特徴ともいえますので、これらのグループホームに併設型移行を推進し、開設費を補助し、単独事業所と併行して募ることで小規模居宅介護設置予定数の19事業所の設置を目指します。

②介護保険外事業による小規模多機能型サービスの補助制度

・グループホーム、デイサービス又はデイサービス併設グループホーム事業所が介護保険外サービスを併設することで、「通い」「訪問」「泊まり」を行う場合に介護保険外事業に対して補助します。小規模多機能型サービスを目指し、宅老所をモデルとした介護保険制度が拾い切れていない介護保険制度以外の宅老所等を支援する制度です。事業者の資金力に見合うサービスができる上、小規模多機能型サービスを地域に相応しいかたちで推進ことが期待できます。

3.家族と共に「泊まり」ができる施設づくり


地域密着型サービスにおいても、「泊まり」は利用者にとっては自宅と違い心細いと感ずることがあるのではないでしょうか。また、「泊まり」で過ごす利用者を案ずる家族も少なくないでしょう。夜遅くにしか家に戻れない介護者などが、入所した利用者と夜の少ない時間でも一緒に過ごすことで両者の心の負担を減らす施設を提案します。

①小規模多機能型居宅介護+家族も泊まれる特別養護老人ホーム

・利用者の傍らで家族も泊まれるスペースを確保し、利用者が少しでも安心できる環境を提供するします。利用者の安心、家族の安心と介護軽減、介護職の労働軽減などが期待でき、3者にメリットがあります。
・家族にとっては不安な居宅介護から施設介護へ移行が比較的スムーズに行える利用形態が提供できます。

②小規模多機能施設+家族も泊まれる賃貸住宅型ショートステイ

・短期の貸し室制とし、1~2名の家族も同居できるスペースを確保します。家族全体の同居を想定せず、自宅を維持したままのパーシャル同居型です。利用者の安心、家族の安心と介護軽減、介護職の労働軽減などが期待でき、3者にメリットがあります。
・入居家族を複数で交代制をとればより家族負担が分散されるとおもわれます。


以上でした。一つでも実現して欲しいものです。

長くてすいません。