まだアンドロイドが2.1の時代の話ですが、当時iPhoneのサクサク感は周知するものでした。ほぼ同じ性能を持つ機種なのに、アンドロイドとここまでサクサク度が違うのはもちろんiOSが非常に軽量であり、完成度の高さでした。iPhoneはご存知のように余計なソフトウェアが一切入っていません。なのでシングルコアと256MBのRAMメモリーでも十分に余裕がありました。
その後アンドロイドが徐々に完成度を上げて、2.3.5になる頃にはもうかなり完成されたモバイルOSに生まれ変わりました。同時にデュエルコアになり、RAMも512MB→1024MB→今や2GBまでスペックアップしてきています。これで本当にサクサク度がiPhoneに追い付いたかと聞かれると、多分、追いついていないと答えるだろう。(iOSはメモリーのやり取りが非常にうまい。余程意地悪なユーザーじゃなければ、iPhone5をカクカクさせることは難しい)
一つ大きな原因はRAMの残量の少なさとCPUの現在使用量の高さです。アンドロイドは最初から使わないアプリが大量にインストールされています。その上勝手に起動してる状態です。通常のユーザーには削除も止めることも出来ません。これらのアプリはタスクマネージャーなどで止めても必ず復活し、いつの間にか動いています。なのでよくゾンビソフトやゾンビアプリと呼ばれています。一番有名なのはよくCMで見るゲーム会社のアプリですね。タスクマネージャーで止めると勝手に起動するので、今度逆に起動するためにCPUの負担になり、無駄にバッテリーを食います。
新機種に変えて、RAMが倍増したのに、実は空き容量が以前より減ってるなんてこともよく聞きます。なぜ機種メーカーはこうしたアプリを入れたがるのかはここでは詳しく言及できませんが、一言で言えば、業界の収支システムの暗黙なルールです。アプリを入れれば入れるほど、アプリメーカーからお金をもらえるわけです。なので、アンドロイドは性能が上がれば上がるほどプリインストールアプリが増えます。この点、アップルさんには脱帽です。あのスティーブ・ジョブス氏が自分の芸術(iPhone)に他人の指図を受けることは絶対しない人でしたので。
前置きが長くなりましたが、(えっ前置きだったの(笑)) これからスマートホンのスペックには空きメモリーもスペックとして載せて欲しい。処理能力やメモリー云々よりも確実にこっちのスペックのほうがサクサク度の目安になると思いませんか?もう一つはフェースブックがプリインストールされているのに、ダウンロードしてしまうのは無駄にメモリーを圧迫するだけだから、気をつけましょう。