入院時のこと。
病室にソーシャルワーカーの北○さんが初めての挨拶に来た。
美人だ。
また、勘違いされたのだが私には彼氏がいるとの回答。困ったことだ。
私がプライベートなことを聞く性格だからか?
そとで、窓に物音がする。奴だ。
栃○さんが私の病室から外の風景が少しでも見えるようにすだれを除去してる。
奴め無理しおって!
ソーシャルワーカーは初めてでない。前に8人いたところに通っていた。
その一人がとてもタイプであった。
美人には慣れている。
母は北○さんをえらく気に入っている。
ソーシャルワーカーという存在を母は知らなかったから余計だ。
頼りにしている。
最初の北○さんは冷たく感じたが誤解だった。
結婚して美人よりかわいくなった。
かわいいほうがよい。業務に差し支える。
あと、すだれは本当に必要だった。
横になって枕元に日光が差し込む。
それを取ってしまったのだから仕方ない。
彼の献身ぶりに免じて心のうちにしまっておいた。