27歳前後で発病し、ある程度回復したときに
大阪府寝屋川市の市民会館に
「べてるの家」がきたときに聞いた話。
青年が舞台に出ている。
「彼はサトラレです。実際はサトラレになればいい」と司会者が言った。
彼は私が見ても人が良さそうな好青年であった。
彼は会場で首を傾け、わからないような状態。
私にも司会者が何を言っているのか当時わからなかった。
回復してもサトラレという状態の症状は回復してなかった。
サトラレとは神経が過敏すぎて、相手がこちらの都合の悪い情報を
知っているのじゃないかと勘ぐる状態である。
心の声がだだもれだから苦しい。
サトラセとは相手に心の声で答えること。
元々、繋がっていないのだから相手にもわからない。
下手に隠すんじゃなく、どうせ全て最悪の情報を
相手は知っているんだと、開き直る。
実際には相手にはわからない。自分の勘違いだ。
この開き直る作業が人生で一度もやったことなく、どうやったらいいか苦労した。
あとは心の声を開放したらいい。楽になるよ。
サトラレではなく、サトラセに移行する。
開き直ってこちらの病状の悪い状態を受け入れよう!