先日区役所の広報車が
「この近隣で特殊詐欺事件が発生しています。還付金などは絶対にありませんでご注意ください。」と回っていました。最近でも特殊詐欺に引っかかってしまう人は多いみたいです。いま物価高対策で国からの支援の話が出ていますが、こんなことがあるとこれは好材料とばかりに詐欺の電話が掛かってくるようです。携帯電話の普及でなおやりやすくなった面はあると思います。高齢者の多くは携帯電話を今までの固定電話代わりに電話機能のみを使用している人が多いみたいです。周りにもそういう人が多くいるのです。ですから掛かってきている電話を疑いもなくとってしまい引っかかるのかもしれません。固定電話だとATMへの誘導はできませんが携帯だと話しながら操作させることが可能になります。友人にもあわや詐欺にあいかけた人がいます。やはり高齢者は狙われやすく電話での交流には不用意な面がありそうです。
でも最近の特殊詐欺は高齢者だけでなくネットで商品を買う若い世代にも起こっているようです。気に入った商品が安く販売されていて購入する手続きを取ると相手から「商品の在庫切れで返金したいのでQRコードを読み取ってください。」と指示を与えてラインなどに誘導しそこから返金先の口座を盗み取る技で沢山の現金を盗み取るという物です。注文してから在庫なしなんてありえませんよね。相手が返金してもらいたいという気持ちを逆手にとって口座を盗み取るという物です。この場合本人が許可しているため金融機関も責任が負えないとか！泣き寝入りです。おおこわ～ネットで何かを買うときは用心してかからなければいけないなあとつくづく思います。結局お得がばか高になってしまったという事に・・・先日そのニュースの後扇風機をネットで買ったのですが、在庫ありになっていたので購入に進んだ後「在庫がなくなっている場合もございます。」の但し書きを見てひょっとして！と思いましたがちゃんと届きほっとしました。購入には少し高くても確実なお店が良いですよね。ちゃんと販売しているお店がほとんどなのにこんなことが起こるとお店も迷惑でしょうね。
もう一つはかたりの詐欺事件です。これは今投資が流行ってきて少しでもお金を得たいという気持ちを投資に向ける人が増えているのをうまく利用した詐欺事件でした。投資ですから額も半端じゃないようです。有名人のなりすましの詐欺だという事でネットの弱点を突いたものです。サイトによって語られるニュースは真実かどうかはわからないという事ですよね。紙面に載るとすぐに信じてしまいがちです。今あちこちで起こっている戦争でフェイクニュースがあるという事が明らかになりました。という事は今までも知らずに鵜呑みにしてきたかもしれないと思います。何が真実か分かりにくくなった時代に先が不安になりますよね。