手術の間主人と息子と3人で19階のレストランでごはんを食べました。
息子は明るくしようとふざけてばかりでしたが、時折ママーと甘えてくっついてくるので、息子も頑張っているんだなぁとせつなくなりました。

12時前ごろPHSに連絡があり息子も9階まで一緒に下り前室のテレビがあるところで待ってもらい、私と主人で回復室へ。
先生が待っていました。
お子さんは大丈夫?と気づかいがあり、眼底図と写真を見ながら説明が始まりました。

まず右目はとくにかわった様子もなくレーザーはしているものの、腫瘍が活動しているのかよくわからない状況とのこと。なので、次回は診察だけして経過を診ていくとのこと。

左目に関しては前回から小さくなった腫瘍の話がありましたが、視神経のところにあるというのと周りの網膜下の播腫が広がっている様子の説明を受け視神経の一部と眼球摘出をしたとお話されました。

摘出した左目を見ますか?と言われたので二人とも迷わず見ますと言いました。
透明の円柱のケースに小さな小さな目が入っていました。瞳の輝きはなく真っ黒な目が印象的でした。思わず涙がこぼれました。
あぁこんなに小さな目の中に憎い腫瘍があるんだ、まだこんなに小さいのに…。娘の目は治療に耐え頑張ったんだなぁ。かわいいめめお疲れさま。
それと同時にいつ転移するかという恐怖からは解放され、ほっとしている自分もいました。

先生は
「目の表面に明らかな凹凸も見られないから大丈夫だろうけど、細胞レベルではわからないので検査に出してみて今後の治療が必要かどうかわかります。次回は2週間後に左目の術後の経過を見させてもらって、良ければ今入れている有窓義眼と仮義眼を入れ替えます。何か聞きたいことはありますか?」
とひととおりの説明と今後の流れとを説明していただきました。

ここで主人は息子のところへ向かい、私は手術室から戻ってきた娘のところへ。
まだ麻酔でぐったりしている娘を抱き締め
「◯◯ちゃん頑張ったね。頑張ったね。」
と髪を撫でながら涙を堪えきれませんでした。
看護師さんが、
「お母さんも頑張りましたね。何かありましたらナースコールしてください。」
と、ティッシュケースをそっと置いて離れました。
その心遣いが嬉しかったです。

その後部屋に戻り主人と交代したりして、しばらくはずっと寝ていましたが、起きて水も飲め、授乳もむせることなくできました。
それが17時前ぐらい。そのあと点滴も抜いてもらい動けるように。
その頃にはぼーっとした感じもなく手術前みたいにベッドの柵の中で動き回って元気いっぱいでした。ただ食欲はないようで夜ご飯は食べず、果汁だけ飲んでいました。(次の日の朝はたくさん食べましたよウインク)

私の兄も娘の様子を見に来ました。
娘を抱っこし「頑張ったな」と目を潤ませてました。
頑張った娘と息子に本をプレゼントしてくれました。毎月兄夫婦にはお世話になり本当に感謝しています。

息子があまりにも退屈そうにしていたようで、兄が家に泊まりにきていとこと遊んだら?と提案してくれ、ファミリーハウスに2泊する予定でしたがその日は主人と息子はそのまま泊まりに行くようになりました。

娘を抱っこし見送りに病棟のドアまで行きました。娘はお兄ちゃんを見て満面の笑みですラブ
息子も嬉しそう照れガーゼで覆われている目を見ても普通に接している息子。戸惑うかと思ったけど、変わらず妹大好きみたいで良かった!

私が
「じゃあ楽しんできてねー!」
と言うと
「ママ寂しい?でも(息子の名前)ちゃんも頑張るけん大丈夫!明日お迎え来るけんね!」
と頼もしい言葉えーん

いつの間にこんなにしっかりしたんだろう?
というより、まだ3歳なのにこんなにしっかりさせてしまって申し訳なく思いました。
もっと甘えたいだろうに…しょぼん

そんなこんなで次の日無事に退院できました流れ星